国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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アフガニスタン人道危機対応支援(寄付受付中)

このページでは、次の3つのプログラムを掲載しています。
・アフガニスタン東部地震被災者支援
・アフガニスタン緊急越冬支援
・アフガニスタン人道危機対応支援

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 6 安全な水とトイレを世界中に
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

「JPFのアフガニスタン支援」特設ページはこちら

  • パクティカ州ガヤン地区の被災地の様子 ©CWSパクティカ州ガヤン地区の被災地の様子 ©CWS
  • パクティカ州ガヤン地区の被災地の様子 ©CWSパクティカ州ガヤン地区の被災地の様子 ©CWS
  • 配布された食用油を運ぶ母親と子どもたち(2022年4月28日撮影)©JEN配布された食用油を運ぶ母親と子どもたち(2022年4月28日撮影)©JEN
  • 支援物資を配布・受け取る様子(2022年4月28日撮影)©JEN支援物資を配布・受け取る様子(2022年4月28日撮影)©JEN
  • 受益者の調査・選定の様子 ©NICCO受益者の調査・選定の様子 ©NICCO
  • 現地調査の様子 ©NICCO現地調査の様子 ©NICCO
  • 災害リスク軽減のための灌漑用水路の整備作業。この灌漑は主な水源で、周辺に住む200世帯以上の水源となっている ©CWS災害リスク軽減のための灌漑用水路の整備作業。
    この灌漑は主な水源で、周辺に住む200世帯以上の水源となっている ©CWS
  • 現金を受給した、11人の家族の世帯主のフセインさん(43歳、写真・左)。干ばつ等による雇用の喪失で、生活に大きな影響を受けている ©CWS現金を受給した、11人の家族の世帯主のフセインさん(43歳、写真・左)。
    干ばつ等による雇用の喪失で、生活に大きな影響を受けている ©CWS
  • 裨益者の一人で体に障害を持つモハマドさんにとって、仕事を探すことは困難。彼の家族にとって現金給付は命を繋ぐ大事な支援になる ©CWS裨益者の一人で体に障害を持つモハマドさんにとって、仕事を探すことは困難。
    彼の家族にとって現金給付は命を繋ぐ大事な支援になる ©CWS
  • 現金給付の対象となる候補世帯へ直接訪問し、世帯の状況の最終確認をしている様子(2022年4月14日、Aman Abad村にて)現金給付の対象となる候補世帯へ直接訪問し、世帯の状況の最終確認をしている様子(2022年4月14日、Aman Abad村にて)
  • 食料を受け取った女性 ©REALs食料を受け取った女性 ©REALs
  • 食料を受け取った人たち ©REALs食料を受け取った人たち ©REALs
  • 食料を受け取った人たち ©REALs食料を受け取った人たち ©REALs
  • アフガニスタン中央山岳地帯の積雪の様子 ©CWSアフガニスタン中央山岳地帯の積雪の様子 ©CWS
  • カブールの国内避難民キャンプに留まる避難民家族 ©CWSカブールの国内避難民キャンプに留まる避難民家族 ©CWS
  • カブールの国内避難民キャンプに留まる避難民家族 ©CWSカブールの国内避難民キャンプに留まる避難民家族 ©CWS
  • コミュニティベースの教室 ©SVAコミュニティベースの教室 ©SVA
  • アフガニスタン人道危機対応支援農業支援事業の様子 ©CWS
  • パキスタンから帰還する人が多い2地域(Kama郡とBeshood郡)にCFS(子どもに優しい空間)を設置。絵本を読んだり絵を描いたりといった活動以外にも、月に一回のイベントやパシュトゥン語教室も開講している©SVA パキスタンから帰還する人が多い2地域(Kama郡とBeshood郡)に
    CFS(子どもに優しい空間)を設置。
    絵本を読んだり絵を描いたりといった活動以外にも、
    月に一回のイベントやパシュトゥン語教室も開講している©SVA
  • 還民児童の増加により教室不足に陥っている学校4校を対象に仮設教室3教室×2棟を設置。写真はHaskaMina郡に建設中の仮設校舎©SVA 還民児童の増加により教室不足に陥っている学校4校を対象に仮設教室3教室×2棟を設置。
    写真はHaskaMina郡に建設中の仮設校舎 ©SVA
  •  ©SVA 限られたスペースで暮らす帰還難民の家族たち ©SVA
  • 物資を受け取るために列を作る帰還難民 ©SVA 物資を受け取るために列を作る帰還難民 ©SVA
  • 衛生キット配布支援を受け取った子どもたち ©SVA 衛生キット配布支援を受け取った子どもたち ©SVA

西部ヘラート州における緊急食糧配布支援

2022年9月30日

  • 倉庫に届いた食料物資(2022年8月13日撮影) ©NICCO/RSDO倉庫に届いた食料物資(2022年8月13日撮影) ©NICCO/RSDO
  • 食料配布センターの様子(2022年8月14日撮影) ©NICCO/RSDO食料配布センターの様子(2022年8月14日撮影) ©NICCO/RSDO

アフガニスタンでは、長年の紛争・干ばつや洪水等の自然災害、新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、昨年8月の政変によってさらに経済状況が悪化し、深刻な食料危機に見舞われています。
特に西部ヘラート州の農村地域における食糧難・生活難は深刻です。この地域ではイランから帰還した国内避難民が流入したことで、さらに負担が大きくなり、特に女性、子供達が食料不足に苦しんでいます。

JPF加盟NGOの日本国際民間協力会(NICCO)はアフガニスタン・ヘラート州において、特に脆弱性の高い生活困窮世帯2000世帯約14000人を対象に緊急食糧配布支援を行っています。
8月、ヘラート州の中でも最も貧しい地区の一つであるトルグンデイで740世帯、クシュキ・ロバット・サンジー地区で1260世帯の受益者に食糧を配給することができました。

食糧支援および爆発物回避教育を実施

2022年8月30日

JPF加盟NGOの難民を助ける会(AAR)は、アフガニスタン・パルワン県およびカピサ県において越冬のための食糧支援および爆発物回避教育を実施中です。予定されていた食料等の支援物資の配布を完了し、配布から2週間後に、受益者の満足度を測定するために第1回目のモニタリングを実施しました。爆発物回避教育については、7月末までに計6,291人の受益者が講習会に参加しました。

バーミヤン県における食料支援を実施中

2022年7月29日

JPF加盟NGOのCWS Japanは、アフガニスタン・バーミヤン県における食料支援を実施しています。
当初、食糧支援として家畜供与を実施する予定でしたが、2021年8月15日の政変以降、生活困窮、治安の悪化、社会経済活動の著しい制限、また、食糧価格の暴騰等の混乱が発生しました。特にバーミヤン県において、食糧不足が深刻化して命を落とすケースも報告され始めたことから「生命を維持するための緊急現金配布支援」に変更して支援を続けています。5月、現地提携団体のCommunity World Service Asia(CWSA)が第2回目の現金分配を受けた930世帯(予定の100%)の検証を行いました。

現金給付と正しい手洗い方法に関するセッション等を実施

2022年6月28日

アフガニスタンは紛争や自然災害、また新型コロナウイルスの影響により食料、衛生、栄養面で人々は深刻な状況に置かれています。
JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)はバルフ州において現金給付を通じた食糧支援と衛生・栄養支援事業を展開しています。5月、第1回目の現金給付を行ったほか、正しい手洗い方法に関するセッション等を実施しました。また、衛生キットを計700世帯へ配布し、ラジオを通じて新型コロナウイルス感染予防や家庭における衛生管理に関するメッセージの配信も開始しました。

ナンガルハル県において緊急食糧・物資支援の実施

2022年5月27日

  • 支援物資を配布・受け取る様子 ©JEN支援物資を配布・受け取る様子 ©JEN
  • 配布された食用油を運ぶ母親と子供たち ©JEN配布された食用油を運ぶ母親と子供たち ©JEN

アフガニスタンは40年以上に及ぶ紛争や頻発する災害よって最悪ともいえる人道危機状態に陥っています。貧困が広がり、食糧危機については喫緊の対策が必要とされています。
JPF加盟NGOのジェン(JEN)は、特に深刻な状況であるナンガルハル県の国内避難民、帰還民、脆弱なホストコミュニティ1200世帯に対する2カ月分の緊急食糧・物資支援を行っています。4月は、250世帯へ食糧配布を実施しました。

越冬のための食糧支援および爆発物回避教育

2022年4月25日

JPF加盟NGOの難民を助ける会(AAR)は、同地における越冬のための食糧支援および爆発物回避教育プログラムの活動を3月より開始しました。また、カピサ県において地域指導員を通じて爆発物回避教育講習会を実施しました。

アフガニスタン中央部における食料配布事業

2022年3月22日

JPF加盟NGO のReach Alternatives(REALs)が支援活動を行っているアフガニスタン中央部には、社会経済活動の麻痺の影響により十分な食料を得られず、栄養失調により生命の危機にさらされている人が数多く存在します。またアフガニスタンでは、冬期には氷点下数十度になる地域もあるため、大雪などで物資を運搬する事が困難になる前に、早急な食糧・生活物資の支援が必要となります。REALsは現在、ニーズを抱えながらも食料支援が届いていない地域の情報収集を行うとともに、候補地のコミュニティ・リーダーと連絡をとり、現地の状況および裨益者の選定を進めるための調整を進めています。

PWJによるナンガルハル県での救命食料支援

2022年2月15日

  • ナンガルハル県ロダット地区の配布会場 ©PWJナンガルハル県ロダット地区の配布会場 ©PWJ

JPF加盟NGOのピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、アフガニスタン・ナンガルハル県において、経済的に厳しく、日々の食料にも事欠く生活をしている人々が、特に食糧事情の厳しくなる秋から冬の5カ月に食料をまかなえるようにするため、現金やトークンの配布を行っています。配布を受けた人々の多くが、今回の支援によって必要な食料の獲得が容易になったと感じています。

タリバン政権下のアフガニスタンに人道支援と国際制裁を分けた対応が必要なワケ(朝日WEBRONZA)

2022年1月20日

小美野剛 JPF共同代表理事/特定非営利活動法人CWS Japan事務局長による、朝日WEBRONZAアフガニスタン記事の第3弾が本日掲載されました。

人道支援と国際制裁は別であること、緊急支援が必要な今こそ教育をはじめとする中長期的な支援も重要であることが伝わってくる記事となっています。ぜひご一読いただき、皆さまにも、人道危機状態が続くアフガニスタンの現状、そして未来についてお考えいただくきっかけとなれば幸いです。

▼「タリバン政権下のアフガニスタンに人道支援と国際制裁を分けた対応が必要なワケ ~アフガンの国民を主体に据えて中長期の発展を目指すことが重要だ」(朝日WEBRONZA)
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022011400003.html

▼朝日WEBRONZAでは、2021年9月、11月にもアフガンスタンの現状について発信してきました。これまでのアフガニスタン関連のメディア掲載等はこちら
https://www.japanplatform.org/info/2021/12/291748.html

日本の支援で生きる力を得た女性は、タリバン支配下のアフガニスタン で子どもたちを励まし続ける(BuzzFeed Japan / LINE news記事)

12月9日 JPF/SVA 共催 緊急オンラインイベント「人道危機下にこそ、子ども、女性を守る 教育支援 ~アフガニスタン #現場からの友の声 第2弾~」にご参加くださった、BuzzFeed Japan編集長 貫洞さんが、登壇くださったナディアさん(仮名)に、さらに取材をしてくださいました。

わかりやすい写真や動画がたくさんで、アフガニスタンや国際社会の背景とともに、現地で子どもたちを励まし続ける一人の女性を、とても身近に感じることのできる記事です。

年の瀬に、アフガニスタンに思いを寄せるひとときとなりますように。

(以下本文より)

~ナディアさん自身も同じ恐怖を感じた。

しかし両親に「あなたは教育を受けた人間でしょう。恐れず子どもたちを支えなさい」と励まされた。子どもたちの家を訪ね、「一緒に勉強しましょう」と語りかけている。

タリバンに身元を察知されれば、危険な目に遭うかもしれない。ナディアさんがそれでも取材を受けてくれたのは、理由がある。

「私にとって一番大切な場所だった学校の図書室は、日本のNGOの支援でつくられました。日本の人々に心から感謝しています。そして、これからも、この国の子どもたちを支えてほしい。それをお伝えしたいのです」

「一番の問題は、この国に教育を受けた人が少なすぎることにあります。もし、みんなが教育を受けて文字を読める社会だったならば、タリバンの復活はなかったと思います」~

▼記事全文はこちらから #Buzzfeed Japan/#LINE news記事
「日本の支援で生きる力を得た女性は、タリバン支配下のアフガニスタンで子どもたちを励まし続ける」
https://www.japanplatform.org/info/2021/11/281321.html

▼2021年12月9日 JPF/SVA共催 緊急オンラインイベント「人道危機下にこそ、子ども、女性を守る教育支援 ~アフガニスタン現場からの友の声 第2弾~」イベントページ
https://www.japanplatform.org/info/2021/11/281321.html

食糧支援などの緊急支援事業の延長

2021年12月22日

アフガニスタン人道危機対応支援では、緊急越冬支援を決定し、現在、支援調整を進めております。また、従来から実施している食糧支援などを延長するなどの対応も行っており、セーブ・ザ・チルドレン(SCJ)の「カンダハル州における緊急食糧支援および衛生・栄養支援事業」は、2022年3月23日まで延長されています。

12月9日18時~開催 JPF/SVA共催 緊急オンラインイベント「人道危機下にこそ、子ども、女性を守る教育支援 ~アフガニスタン 現場からの友の声第2弾~」

2021年12月1日

12月9日18時~開催 JPF/SVA共催 緊急オンラインイベント「人道危機下にこそ、子ども、女性を守る教育支援 ~アフガニスタン 現場からの友の声第2弾~」

8月にタリバンが実権を掌握する前から、最悪ともいえる人道危機状態に陥っていたアフガニスタン。しかし、そのような危機の時にこそ、忘れてはならないのが教育支援です。教育がいかに子どもや女性にとってのセーフプレイスになるのか。

今回のJPFとシャンティ国際ボランティア会(SVA)共催のウェビナーでは、アフガニスタンからの現場の生の声、そして20年間支援を続ける日本のNGOの声をお伝えし、命を守る基本的な支援同様に、私たちが人々の人権を守るためにできる支援を考える機会としたいと思います。皆様のご参加をお待ちしています!

●日時:2021年12月9日(木)18:00-19:30(Zoomオンライン開催)

●登壇者プロフィール、イベント詳細:
https://www.japanplatform.org/info/2021/11/281321.html

●参加お申込みフォーム:
https://forms.gle/d5wUonBQcZNu3MT37
(〆切 日本時間12月9日17:00 ※申込みいただいた方に、参加のためのリンクをお送りします)

※多くの皆さまにご参加いただき、ありがとうございました。当日の様子など、追って本プログラムページで、ご報告いたします。

極寒の冬が迫り、最悪の人道危機に陥っている現地での「緊急越冬支援」を決定

2021年11月24日

  • アフガニスタン中央山岳地帯の積雪の様子 ©CWSアフガニスタン中央山岳地帯の積雪の様子 ©CWS

11月19日、JPFは、現在実施中の「アフガニスタン人道危機対応支援」のもと、寒さ厳しい冬が迫り、最悪の人道危機に陥っている現地において、「緊急越冬支援」を実施することを決定しました。20年間のアフガニスタンでの活動経験を生かし、人々の命を守る緊急支援を行っていきます。今後の状況につきましては、随時、本プログラムページやSNS等で報告いたします。

▼プレスリリースはこちら

極寒の冬、コロナ禍、食糧危機、子どもを売る親も......アフガニスタンに命を守る支援を(朝日WEBRONZA)

2021年11月4日

20年間、アフガニスタンで人道支援を続けてきた、ジャパン・プラットフォーム(JPF)。
8月にタリバンが実権を掌握したアフガニスタンでは、12月から2月にかけて零下20度まで気温が下がる場所もあり、人々の状況はさらに厳しいものとなっています。
JPF代表理事/CWS Japan事務局長 小美野剛による、アフガニスタンの現状、今私たちができる支援について、ぜひ本日の朝日WEBRONZA記事をお読みください。

日々寒さを増す中、手遅れにならないうちに越冬支援を行うことが重要です。命を守るため、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします!

▼「極寒の冬、コロナ禍、食糧危機、子どもを売る親も......アフガニスタンに命を守る支援を ~携帯のネットワークを介し、生活困窮の人々に対して最低限の生活資金を届けたい」(朝日WEBRONZA)
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2021110100004.html

JENの事務局長らがアフガニスタン人道危機について討論(NHK WORLD JAPAN)

2021年11月2日

9月15日開催JPF緊急オンラインイベント「人道危機下のアフガニスタン、現場からの友の声 ~今、私たちができること」にご参加くださったNHKが、現地からの生の声を届けたいと追取材し、現地アフガニスタン人のインタビュー動画とともに、以下企画を実現してくださいました。

イベントにも登壇いただいた、JPF加盟NGO JENの木山事務局長が、NHK WORLD JAPAN「GLOBAL AGENDA」"Afghanistan Crisis: A Global Dilemma "(10月30、31日LIVE配信)に出演し、アフガニスタン情勢をテーマに話し合いました。

▼番組はストリーミングでいつでも視聴できます(2022年10月30日まで)
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/video/2047065/

アフガニスタンの人々の暮らし

2021年10月

JPF加盟NGOのピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は今年8月からアフガニスタンのナンガルハール県にて食糧支援事業を開始しています。現地では、タリバンによるアフガニスタン制圧で未だ不透明な状況も多いなか、PWJは食糧を必要としている人々のもとへ安全に支援を届けるための準備を進めています。
PWJは、昨年9月から今年3月までの半年間、同じくナンガルハール県にて緊急食糧支援を実施していました。事業の中で鮮明に見えてきた人々の暮らしについて報告しています。

報告はこちら

9月15日開催 JPF緊急オンラインイベント
「人道危機下のアフガニスタン、現場からの友の声 ~今、私たちができること」

2021年9月11日

急変するアフガニスタン情勢の中、20年間日本からの支援を続けてきたJPFと加盟NGOのパートナー仲間たちは、首都カブールをはじめ、各地における脆弱な立場にある人々の命や生活を憂慮し、支援再開のために奮闘しています。

TBSサンデーモーニングなどでコメンテーターとしても活躍し、第一線で発信を続けるジャーナリスト・浜田敬子氏にモデレーターとしてご登壇いただき、共に活動を続けてきた現地のアフガニスタン人支援仲間の生の声、アフガニスタンの現状と喫緊の人道ニーズ、JPF/加盟NGOの支援状況についてお伝えします。

国を越えた人々のお互いの受け入れ方、支援のあり方がこれまで以上に問われる中、私たちにできることを考える機会となれば幸いです。
皆さまのご参加をお待ちしております!

―日時:2021年9月15日(水)20:00-21:30(Zoomオンライン開催)
―登壇者プロフィール、イベント詳細:
https://www.japanplatform.org/info/2021/09/120933.html
―参加お申込みフォーム:https://forms.gle/dhoeU7gwKopAScKKA
(〆切 9月15日18:00 ※申込みいただいた方に、参加のためのZoomリンクをお送りします)

NHK BS「国際報道2021」で、アフガニスタン支援に関わる日本のNGOについて取り上げられました

2021年9月7日

9月6日のNHK BS「国際報道2021」の、アフガニスタンに関するトピック内で、20年間アフガニスタンにおける支援活動に関わってきている日本のNGOの状況について放送されました。

取材を受けたNGOは、2007年の外務省による日本人の退避勧告以降、現地職員のみで支援をしていました。今回の状況の急変で、戦闘員が外国の協力者を探し出そうとしているとの情報もあり、職員の命を守るため、安否確認そして事務所の一時閉鎖を行い、活動を休止。しかし、一日でも早く活動を再開させなければならないと考えているとし、「支援を止めるということは考えていない。むしろやっていかなければならない。現地職員の安全を確保しつつ、社会的に脆弱な立場の人たちへの支援をいかに迅速に届けることが出来るかというところ」と話しました。

専門家は、「支援には現地スタッフが欠かせない存在」とし、「継続的に行われてきた支援がなくなれば地元の人に大きな打撃」と話しました。さらに「地域に密着し、信頼の上に成り立ち、ニーズをくみ取って長年業務を行ってきた方々の活動がないということは、その地域にとってはかなり大きなインパクトがでると考えられる」と話しました。

SVA主催イベント、アフガニスタンの現在をお伝えします~9月10・11日開催~

2021年8月

本JPFアフガニスタン人道危機対応支援でも活動する、加盟NGOのシャンティ国際ボランティア会(SVA) は、国内情勢の急変により、人道危機の悪化が懸念されるアフガニスタンに関するオンラインイベントを2つ開催します。イベントでは、現地の現状をSVAのアフガニスタン事務所所長がお伝えし、専門家とともに今後の情勢なども分析していきます。また、SVAはフェアトレード事業「クラフトエイド」を通して、アフガニスタンの女性を支援してきたため、クラフトエイドに携わってきた女性たちの声もお届けいたします。是非、ご参加ください。

「迫りくる最悪の人道危機ーアフガニスタンの人々、子どもたちの今を伝える」
日時:9月10日(金)16:00~18:00
定員:480名 
参加費:無料
オンライン配信(Zoom):申込者にメールでURLを送付
申込期限:9月7日(火)
お申込みはこちらから:https://sva.or.jp/wp/?p=41515z

「アフガニスタンを生きる女性たち ~暮らしを支える手仕事~」
日時:9月11日(土)14:30~16:00
定員:450名
参加費:無料
オンライン配信(Zoom):申込者にメールでURLを送付
申込期限:9月9日(木)
お申込みはこちらから:https://sva.or.jp/wp/?p=41522

アフガニスタンの情勢の急変とJPFの継続支援について~女性、子ども、少数派など弱い立場にある人々に寄り添い、命と人権を守る支援を継続~

2021年8月17日

アフガニスタンの情勢が急激に変化する中、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、現地の脆弱な立場にある人々の安全を憂慮しています。17日に以下声明を掲載いたしました。

アフガニスタンの情勢の急変とJPFの継続支援について
Rapid Changes in the Situation in Afghanistan and JPF's Continued Assistance(英語版)

JENによるアフガニスタンでの水衛生事業

2021年7月23日

JPF加盟NGOのJEN は、アフガニスタンのナンガルハル県において、国内避難民や帰還民のために、水衛生の環境改善や新型コロナウイルス感染予防の支援事業を実施しています。

JENのレポート(6月4日)はこちら

SVAによる物資配布や感染予防支援

2021年6月22日

  • 感染予防の啓発バナー ©SVA感染予防の啓発バナー ©SVA

JPF加盟NGOのシャンティ国際ボランティア会(SVA)は、アフガニスタンのナンガハル県やクナール県において、生活に困る帰還民等への食糧配布や新型コロナウイルス感染予防の啓発支援を実施しています。

SVAは事業実施の目的や内容について、ウェブサイトで紹介しています。
レポートはこちら

SVAによるオンライン報告会

2021年5月6日 16:05

JPFのアフガニスタン支援プログラムで、支援活動を行うシャンティ国際ボランティア会(SVA)が、オンライン活動報告会を開催します。是非、ご参加ください!

5月10日(月)18:30-19:30
ZOOM開催・参加無料
申込(5月7日締切) https://sva.or.jp/wp/?p=40838

評価報告書の掲載

2021年4月17日 21:00

  • 衛生キットを受け取った児童たち ©SVA衛生キットを受け取った児童たち ©SVA

JPFの加盟NGOがアフガニスタン で実施した以下の支援事業に関する評価報告書(英語)をウェブサイトに掲載しました。今後も終了事業については、順次掲載の予定です。
CWS Japan(CWS) 
バーミヤンの干ばつ被害軽減のための農業支援事業

シャンティ国際ボランティア会(SVA)
ナンガハル県及びクナール県における国内避難民・帰還民への保護・教育・水衛生支援

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)
カンダハル県における国内避難民・帰還民への水・衛生緊急支援

出動NGOと評価報告書のタブから報告書(英語)をご覧いただけます。

JENによる水衛生環境の改善事業

2021年3月30日 14:00

  • 衛生教育の様子 ©JEN衛生教育の様子 ©JEN

JPF加盟NGOジェン(JEN)は、アフガニスタンのナンガルハル県において、国内避難民・帰還民とそのホストコミュニティに対する水衛生環境の改善事業を実施しています。事業地では、新型コロナの予防方法を学ぶための衛生教育の研修なども行っています。

アフガニスタンの治安状況に関する国連報告

2021年2月25日 7:00

国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)の報告によると、2020年にアフガニスタンでの戦闘などによる市民の犠牲者数は3,035人(うち女性390人、子ども760人)で、7年連続で3,000人を超えています。負傷者数5,785人を含めた死傷者数が1万人を下回るのは2013年以来ですが、他方、女性の死者数は、2009年の統計開始以降で最多となっています。
UNAMAの報告はこちら

JPFは、2001年9月にアフガニスタンでの人道支援を開始し、その後もアフガニスタン情勢を注視しながら、必要な支援を実施してきました。2020年9月の和平交渉開始後も、政府とタリバンの間の戦闘、首都で相次ぐ爆発などの治安悪化、更にはコロナ禍に直面する中ではありますが、人道支援が後退することのないように、安全面にも配慮しながら、加盟NGO(2021年2月末時点の活動団体:JEN、PWJ、SCJ、SVA)、現地団体との連携で、国内避難民や帰還民 への支援を継続していきます。

アフガニスタン人道危機への対応計画

2021年1月20日 11:30

  • コミュニティベースの教室 ©SVAコミュニティベースの教室 ©SVA

JPFのアフガニスタン人道危機対応支援では、現在、ジェン(JEN)、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)、シャンティ国際ボランティア会(SVA)が、カンダハル、クナール、ナンガハルで、食糧支援、水・衛生、保健・栄養などの支援事業を実施しています。

アフガニスタンにおけるJPFの支援プログラムは「アフガニスタン人道危機対応計画」に基づき、現地の支援ニーズに沿って進められています。

対応計画はこちら

なお、JPFスタッフによる連載「SDGsで見る各国事情」の第7回ではアフガニスタン事情を紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。
https://www.japanplatform.org/contents/SDGs/world/

12月19日オンライン開催 「忘れないでアフガニスタン ~第二弾~」のご案内

2020年12月9日 22:40

2020年11月23日~24日に開催されたアフガニスタン復興支援会合を受け、今後のアフガニスタンの復興の課題、日本として何ができるのか、政府・市民社会の役割やパートナシップの強化について、アフガニスタン市民社会からの参加者も交え、ともに考えます。JPFからは、外交官としてアフガニスタン駐在経験もある事業推進部の進藤弘騎がパネリストとして参加します。皆様のご参加をお待ちしています。

~開催概要~
★定員(現在調整中):事前登録制、参加費無料
日時:2020年12月19日(土)15:00~17:00(JST)
会場:オンラインでの開催(Zoom)
参加お申込み方法:以下リンクより必要事項を記入し、事前にお申込みください。申込みいただいた方に、参加のためのリンクをお送りします。
(参加人数により、締め切らせていただく場合がございます)
https://bit.ly/3a8dPID

主催:JPFアフガニスタン・ワーキンググループ有志団体
本件お問い合わせ:JPFアフガニスタン・ワーキンググループ・イベント事務局
E-mail:afghanwg_jpf@googlegroups.com

GPEのブログでSVAの事業が紹介されました

2020年11月13日 12:00

JPF加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)によるアフガニスタンでのJPFプログラムの事業が、「教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)」のブログに掲載されました。

GPEのブログは、アフガニスタンにおけるコロナ禍での若者や大人のための識字及びノンフォーマル教育を取り上げる中で、日本のNGOの支援事例として、SVAの事業を紹介しています。

SVAによる国内避難民や帰還民の女性に向けた識字と裁縫教室は、一時的に閉鎖されましたが、教師と生徒への感染予防トレーニングを行い、4月1日には再開。オープンスペースで少人数グループが、十分な距離を保ちながら学習を行う様子も紹介されています。

GPEのブログ(英語)

SCJがアフガニスタンで支援

2020年10月25日 10:00

  • ©SCJ©SCJ

JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、JPFプログラムとして、アフガニスタン・カンダハル州における緊急保健・栄養サービスの提供を実施しています。

SCJは、国内避難民、帰還民、また、紛争の影響を受けた地域の人々に対し、緊急保健・栄養サービスの提供を通して、子どもを中心とする脆弱な立場の方々を支援しています。

写真は、子どもの栄養状態のスクリーニングの様子。5歳未満の子ども、妊婦の方、授乳中の方などにスクリーニングを行っています。

SVAの国内避難民・帰還民支援

2020年9月25日 20:00

  • 仮設教室の基礎工事 ©SVA仮設教室の基礎工事 ©SVA
  • 女性用トイレの基礎工事 ©SVA女性用トイレの基礎工事 ©SVA

JPF加盟NGOの、シャンティ国際ボランティア会 (SVA)は、JPFプログラムとして、クナール県における国内避難民・帰還民への教育及び水衛生支援を実施中です。

アフガニスタンでは、戦闘やテロそして近年の干ばつや洪水により多くの国内避難民が発生しています。

クナール県では、国内避難民および隣国からのアフガニスタンへの帰還民の流入により、学校施設が収容範囲を超え、それに伴い生徒に対する最低限の教育環境、水衛生環境が確保されていません。

SVAは、仮設教室の設置や、水衛生施設(トイレ、貯水タンク、手洗い場)の設置、教室備品、教育用教材の設置・配布などを含めた支援を進めています。

写真は、仮設教室とトイレの基礎工事が完了した様子。今後も子どもたちのための教育環境設備を整えるため支援を続けていきます。

SVAの教育・水衛生支援

2020年8月30日 10:00

JPF加盟NGOのシャンティ国際ボランティア会 (SVA)は、クナール県における国内避難民・帰還民への教育及び水衛生支援を実施中です。

事業対象地であるクナール県では、国内避難民および帰還民の流入により学校施設が収容範囲を超え、それに伴い生徒に対する最低限の教育環境、水衛生環境が確保されていません。

SVAは、仮設教室及び水衛生施設設置のため、学校運営委員会メンバー、コミュニティ 、政府関係者との情報共有・調整や、仮設教室設置のための基礎工事などを進めています。

オンライン教材で平等な教育機会を

2020年7月31日 7:00

戦争や暴力の中で、性別の差別などの壁から、多くの子供達が教育を受ける機会が与えられないアフガニスタン。
そのような現状のなかで、国連が提供する無料オンライン学習プラットフォーム「エデュケイト・オール(Educate All)」を使用し、差別の壁を乗り越えているアフガニスタンの少女Madina Walizadaさんが国連のインタビューに応えました。
Madinaさんはオンライン教材を使うことで、性別などに関わらず学ぶ機会が与えられると話し、自身のIT関連の会社を起業する夢に近づくために、必要な知識を得られたと語りました。

インタビューはこちら
https://news.un.org/en/audio/2020/07/1068001

CWSの農業支援事業

2020年6月14日 22:00

JPF加盟NGO CWS Japan(CWS)は、JPF助成事業として、アフガニスタンのバーミヤンにおいて干ばつ被害軽減のための農業支援事業を実施しました。

CWSは灌漑設備の整備やその整備作業に参加したひ益者への現金支給(キャッシュフォーワーク)、そして代替生計の手段である養鶏の技術支援などを通し、干ばつによる収入減の被害を軽減しました。

CWSの支援によりポジティブな変化が生まれています。

例えばキャッシュフォーワークです。
従来は収入が減ると農作業にも必要な家畜を売る、幼い娘を結婚させる、学齢期の子どもたちに労働をさせるなどといった対処法をとっていましたが、今回の支援によりこのような対処法を回避することができ、ひ益者の方々の考え方も変わりました。

支援の詳しい内容はこちら
https://www.cwsjapan.org/wp-content/uploads/2020/05/Newsletter-no.-44.pdf

*CWSのJPF助成事業は5月末で終了しました。

SVAの支援

2020年5月28日 4:00

  • 支援対象校の事業開始前の状況(新型コロナウィルス発生前に撮影)©SVA支援対象校の事業開始前の状況(新型コロナウィルス発生前に撮影)©SVA
  • 支援対象校の事業開始前の状況(新型コロナウィルス発生前に撮影)©SVA支援対象校の事業開始前の状況(新型コロナウィルス発生前に撮影)©SVA

JPF加盟NGOシャンティ国際ボランティア会(SVA)は、JPF助成事業として、
クナール県における国内避難民・帰還民への教育及び水衛生支援を実施しています。

アフガニスタンでは紛争や自然災害などで、多くの方々が難民や国内避難民となっています。特にこのような環境下の子どもたちは、継続した教育を受けることが困難になっています。

SVAは、教材の配布、仮設教室・水衛生施設の設置をすることで、子どもたちへ教育の機会や水衛生サービスへのアクセスを確保します。この事業の目的は、そうして安全な学校に行くことで、児童虐待、児童労働、子ども兵などのリスクを軽減することです。
この活動により、約1,300人の子どもたちが安全な学校で学べるようになる予定です。

新型コロナウイルスにより、感染予防に配慮しながらの事業実施が必要となりました。そこでアフガニスタン事務所のスタッフが、世界保健機関(WHO)による予防対策研修を受講。裨益者や活動実施者に対し、どのような予防に関する知識を提供すれば良いかを学びました。

詳しくはこちら
https://bit.ly/3c4nXPI

CWSの貯水池に水がたまるようになりました

2020年4月30日 10:41

  • ©CWS©CWS

JPF加盟NGO CWS Japan(CWS)は、JPF助成事業として、アフガニスタンのバーミヤンにおいて干ばつ被害軽減のための農業支援事業を実施しています。

2017~18年の冬の降雨量の減少により発生した大規模な干ばつ被害。
CWSは用水路が干上がったことで農地が減少し、生活に困窮してしまっている被災農家のため、灌漑施設の整備を行いました。

写真では、灌漑改修により貯水池に水が貯まるようになった様子が見られます。
この水を農業に使うことによって、食の安全保障だけでなく、収入増加による生計回復手段にもなります。

CWSの投稿はこちら
https://twitter.com/Japan_CWS/status/1254539297744539648
https://www.instagram.com/p/B_dfKIylez0/

女性のための養鶏事業

2020年3月23日15:00

  • ©CWS Japan©CWS Japan

JPF加盟NGO CWS Japan(CWS)は、アフガニスタンにおいて、干ばつ被害軽減のための農業支援事業を実施しています。
CWSは、女性を対象に、鶏の提供・養鶏技術の研修なども実施しています。研修では、餌やりの方法、鶏舎の衛生管理などを学びます。
農業支援事業が、避難民の人々の生計に寄与し、生活全体の改善へと繋がっていくことを願います。

日本女子大学附属中学校の国際理解教室で、アフガニスタン支援について、お話しさせていただきました‼

2020年2月18日 11:00

  • アフガニスタン人道危機対応支援

2月15日、JPFスタッフは、日本女子大学附属中学校の国際理解教室にお邪魔して、アフガニスタン🇦🇫での支援活動等について、お話しさせていただきました。

同校の生徒の皆さんから、事前に送っていただいたアフガニスタンについてのレポートは、とても詳しく、また、わかりやすくまとめられていました。「アフガニスタンの平和にどのように貢献できますか」という課題についても、募金、学用品の寄贈、アフガニスタンのことを知る、人に伝える、アフガニスタンの言葉を学ぶ等々、多くのアイデアをいただきました。

当日、担当したJPFスタッフからはアフガニスタンにおけるJPFの支援活動を紹介させていただいた他、自身の経験も踏まえて、2015年の欧州難民危機において、地中海をボートで渡り、ドイツなどの欧州諸国を目指したアフガニスタンの人々の事例などもお話しさせていただきました。

生徒の皆さんの期待に応えられたかどうか甚だ不安ではありますが、今回の国際理解教室が、アフガニスタンやそれ以外の支援を必要としている国々や人々に、より一層、思いを寄せていただくきっかけになれば幸いです。

SVAの報告会に参加しました

2020年2月17日 13:07

2月12日、JPFスタッフは、加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)の主催するアフガニスタン事業に関する報告会に参加させていただきました。

報告会では、アフガニスタンで支援事業にあたっているSVAの現地スタッフが来日し、現地情勢などについて、最新の情報を聞かせていただきました。
アフガニスタンの方々の生の声を聞くことができるとても貴重な機会となりました。例えば、教育について、女児の就学率の低さが、イスラムの教義によるものではなく、現在のアフガニスタンの教育環境に対する保護者の不安に起因するところが大きいという話は、なるほどそうなのかなと考えさせられました。

終了後には、同じく来日中のSVAのアフガニスタン人スタッフの方とお話しさせていただき、2月15日に中学校で実施するアフガニスタンに関する国際理解教室の生徒向けのメッセージもいただきました。

アフガニスタンのスタッフの皆さんには、引き続き、現地において安全に支援事業に従事していただくよう願っています。

▼SVAのウェブサイトはこちら
https://sva.or.jp/

JPF加盟NGO SVAがアフガニスタンの現状や教育に関するイベントを開催します

2020年1月25日 11:00

アフガニスタンのナンガハル県やクナール県において、国内避難民や帰還民に対する保護、教育、水衛生分野の支援などを実施するジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、アフガニスタン事務所スタッフの来日に際して、下記のイベントを開催予定です。
アフガニスタン事務所スタッフ来日イベント「紛争から本と教育を守りたい」
日 時:2020年2月12日(水)19:00~20:30 (受付開始 18:30~)
会 場:READYFOR株式会社(東京都千代田区麹町1-12-1 住友不動産ふくおか半蔵門ビル2F)

中村哲医師の訃報に接して

2019年12月4日 23:25

アフガニスタンとパキスタンで医療支援、農村復興の活動を続けてこられた、ペシャワール会現地代表の中村哲医師の訃報に接し、謹んで深い哀悼の意を表します。
ご家族の皆様および亡くなられた現地職員の皆様、関係者の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。
現地の人々への敬意と信頼関係を何よりも大切に活動されてこられた中村医師のお志を受け継いでいけるよう、同じアフガニスタンで活動する加盟NGOとともに支援活動を続けてまいります。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

毎日新聞You Tubeチャンネル「信頼関係が一番大切」 中村哲さんが遺した言葉
https://www.youtube.com/watch?v=l4_L-MIx0Lg

SVAによる地元教員への研修を実施

2019年11月19日 11:27

  • 小学校教員への研修の様子 ©SVA小学校教員への研修の様子 ©SVA

JPF加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、アフガニスタンにおいて、避難民の子どもたちに対する教育分野の支援などを実施しています。
SVAは、教育支援に関し、学校の先生への研修を行っています。アフガニスタン教育省のカリキュラムに沿った授業を進めるためにも、教員の役割は重要です。

また、SVAの事業では、男女の社会的役割が明確に分かれているアフガニスタンの文化を尊重しながら、助成の活躍促進も目指していきます。女性の教員が活躍できるような環境づくりに繋がっていくことが望まれます。

▼SVAの活動報告はこちら
https://sva.or.jp/wp/?p=35998

子どもたちが安心して学べる場所を-シャンティ国際ボランティア会

2019年10月29日 23:00

JPF加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、JPF助成事業として、アフガニスタンのナンガハル県やクナール県において、国内避難民や帰還民の保護、水衛生、教育などの支援を実施しています。

SVAは、教育支援に関し、紛争や災害などの影響にさらされている子ども(小学1~6年生)を対象としたクラスの開講を計画しています。SVAの事業によって、子どもたちの学びたいという気持ちを大切に育んでいける環境が整っていくことを願います。

▼SVAの活動報告はこちら
https://sva.or.jp/wp/?p=35615

アフガニスタン人道危機対応支援:農業支援で生活向上に貢献

2019年9月10日 19:30

  • アフガニスタン人道危機対応支援農業支援事業の様子 ©CWS

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO 特定非営利活動法人CWS Japanは、JPF助成事業として、アフガニスタンの現地パートナーであるCWSAと連携し、バーミヤンにおいて干ばつ被害を軽減するための農業支援を実施しています。

CWSの実施する灌漑施設の整備や養鶏などの支援事業が、対象となる農家の生活水準の向上へとつながることが期待されます。

▼CWSの活動報告はこちら
https://bit.ly/2kreEEZ

アフガニスタン人道危機対応支援:生きるために必要な水を

2019年8月20日 19:30

  • アフガニスタン人道危機対応支援住民も協力して開設した井戸から水が出た瞬間 ©SVA
  • アフガニスタン人道危機対応支援井戸の維持管理研修の様子 ©SVA

ジャパン・プラットフォーム加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、アフガニスタン東部において、帰還難民や国内避難民を対象とした支援事業の一つとして「給水用井戸開設・水衛生啓発」を実施しています。

SVAの事業地には、治安の悪化した近隣地域から多くの国内避難民が逃げ込んできたため、既存の井戸に負担がかかっていました。そのような状況下、待望の井戸が完成し、引き渡し式が行われました。

井戸が完成したことにより、現地の人々はコミュニティの中で必要な水をまかなうことができるようになりました。また、住民の中から、井戸の管理委員会を組織し、維持・管理を学ぶ研修が実施されました。

▼SVAの活動報告はこちら
https://sva.or.jp/wp/?p=34894

アフガニスタン人道危機対応支援:帰還難民や国内避難民の生活の改善に向けて

2019年7月24日22:00

  • アフガニスタン人道危機対応支援コミュニティへの事業説明 ©SVA

ジャパン・プラットフォーム加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、アフガニスタンのナンガハル県などにおいて、急増する帰還難民や国内避難民を対象に、「女性のエンパワーメント」、「コミュニティベースの教室による就学サポート」、「給水用井戸開設・水衛生啓発」の3事業を開始しました。

「女性のエンパワーメント」では、女性センターを通じて女性同士が集える場所を設置し、ジェンダー、衛生、子どもの保護などの基礎知識の獲得を目的としています。「コミュニティベースの教室による就学サポート」では、不就学児童を対象に、教育の機会を得られる場を提供します。また、「給水用井戸開設・水衛生啓発」では、国内避難民・帰還民が集住する地域の水不足解消と衛生状態の改善を目的に、給水施設の設置と衛生啓発を行います。

▼SVAの活動報告はこちら
https://sva.or.jp/wp/?p=34515

アフガニスタン人道危機対応支援:衛生啓発でコミュニティの人々に変化が

2019年7月12日 22:00

  • アフガニスタン人道危機対応支援コミュニティ清掃活動の様子 ©SVA

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)はJPF助成事業として、アフガニスタン東部において国内避難民の方々を対象とした水衛生に関する啓発活動を行っています。

活動では、水が原因の病気の治療や予防方法などを伝えています。衛生啓発セッションの参加者からは、「ごみ処理や水に関する病気など、多くのことを学びました。これからは、学んだことを毎日の生活のなかで実践し、病気を減らして、私たち全員が健康になりたいと思います」といった声が寄せられています。

▼SVAによる活動報告はこちら
https://sva.or.jp/wp/?p=34251

アフガニスタン人道危機対応支援:子どもたちへの水衛生キットの配布

2019年6月21日 19:30

  • アフガニスタン人道危機対応支援衛生キットを受け取った児童たち ©SVA

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)はJPF助成事業として、アフガニスタン東部において国内避難民、パキスタンからの帰還民の方々を対象とした水衛生に関する啓発活動を行っています。

2018年には、100名以上の学校教師に水衛生教育のトレーニングを行い、教師たちは、SVAのアドバイスを受けて、子どもたちに正しい手の洗い方などの教育を行っています。

これまでに5000人以上の小学生に衛生キットを配布しています。キットには、石鹸、トイレットペーパー、歯ブラシ、タオルなどが入っており、学校で学んだ水衛生教育を家庭で実践することで、自分と家族の健康を守ることができるようになります。

▼SVAによる記事はこちら
https://sva.or.jp/wp/?p=33782

アフガニスタン人道危機対応支援:紛争に巻き込まれる人々~地雷で子ども7名が犠牲に~

2019年5月17日 19:30

5月11日、時事ドットコムニュースは、アフガニスタン(Afghanistan東部のガズニ州で地雷の爆発によって子ども7名、負傷者2名の被害が発生したと報じました。

アフガニスタンでは、長年続く内戦のためにあらゆるところに地雷や不発弾、ロケット弾、自家製爆弾などが残っており、民間人の被害が後を絶たない。先月にも、東部のラグマン州でも、子ども達が不発弾で遊んでいたところ、7人が死亡、10人が負傷しました。

アフガニスタン人道危機対応支援:JPF加盟NGO CWSが現地で干ばつの被災者支援を継続中

2019年3月20日 19:00

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO 特定非営利活動法人CWS Japan(CWS)は、JPFの助成事業として、アフガニスタン バーミヤンにおける干ばつ被災者の方々への支援を継続しています。

干ばつによって長期にわたり、安定した収入や食糧の確保が困難となった被災者の方々を対象に食糧の確保や、安定収入の確保による自立した生活によって健康を維持できるように生活再建の支援を実施しています。

アフガニスタン人道危機対応支援:JPF加盟NGO ピースウィンズ・ジャパンが現地で干ばつの被災者支援を継続

2019年1月25日 23:00

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO ピースウィンズ・ジャパン Peace Winds Japan(PWJ)は、JPFの助成事業として、毎年アフガニスタンで深刻な問題となっている現地の干ばつによる被災者への支援を現地NGOと共に継続しています。
PWJは、生活必需品セットを各世帯に提供したり、井戸を掘ったり、「カレーズ」と呼ばれる用水路を修復することで現地の深刻な干ばつによって被災した人々へ安全な水を届ける支援を実施しています。

アフガニスタン人道危機対応支援:担保として扱われる子ども達~国際機関による警鐘~

2018年12月20日 19:00

国連児童基金(UNICEF)は、アフガニスタンで子ども達が借金などの担保として扱われていると警鐘しました。
UNICEFアフガニスタンのコミュニケーション責任者Alison Parker氏は、「アフガニスタンに住む家族は、借金のために子どもを担保として使うという苦渋の決断を迫られている」と話しています。
現地でのインタビューから、僅か生後3ヵ月に満たない子ども達が婚約させられるといった事態も確認されています。
国民の半数以上が農業に従事しているアフガニスタンでは、干ばつの結果、児童婚率が急増しており、現地での大きな課題となっています。

▼国連による記事の詳細はこちら(英語)
https://news.un.org/en/audio/2018/12/1027481

アフガニスタン人道危機対応支援:JPF加盟NGO PWJによる支援 ~初めての「故郷」へ~

2018年11月9日 19:00

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO ピースウィンズ・ジャパン Peace Winds Japan(PWJ)は、JPF助成事業として、アフガニスタンで帰還民支援や干ばつ支援を実施しています。
紛争の影響により祖国を離れ、難民として隣国パキスタンで20年、30年と生活してきた彼らは、祖国アフガニスタンに戻ると、「難民」ではなく「帰還民」と呼ばれるようになります。
変わり果てた故郷には、知り合いもおらず、新しい環境で一から生活を始めなくてはなりません。
それは、皮肉なことに「難民」の時よりも厳しい生活環境を強いられる場合もあります。
PWJは、帰還民の支援とともに、新たに干ばつ被災者への支援を実施しています。
干ばつ被災者支援では、生活必需品の提供や、井戸の掘削、用水路の修復などの事業を現地NGO団体と協力して実施しています。

アフガニスタン人道危機対応支援:アフガニスタン下院選挙~平和への祈りを込めて~:朝日新聞

2018年10月29日 19:00

朝日新聞(The Asahi Shimbun)は、今月20日アフガニスタンで、8年ぶりとなる下院の総選挙が実施されたと報道しました。

一部の地域では、準備不足のため投票所が開かず、翌日の21日に投票を実施しました。

前日と同じように、選挙妨害を目的とした攻撃があり、投票に参加した市民11人が死亡しました。

また、現地の内務省は、水増し投票などにより、約60名が逮捕されるなど、今後のアフガニスタンの将来を左右する大事な選挙を前に、現地の治安が非常に不安定となっています。

アフガニスタン人道危機対応支援:JPF加盟NGO SVAが現地で子どものため支援を始めて15年

2018年9月24日 19:00

ジャパン・プラットフォーム(JPF)の加盟NGO シャンティ国際ボランティア会(SVA)がアフガニスタンに事務所を設立し、支援活動を始めてから、15年の月日が経ちました。

SVAはこれまでにもJPFの助成事業として様々な事業を実施し、現在もJPFの助成事業として、アフガニスタンの子どもの保護事業を実施しています。

JPFは紛争を経験したアフガニスタンで、平和な国作りの礎となる子ども達への支援など、これからも各専門分野や強みを持つ加盟NGO団体と連携・協力しながら現地での支援を実施しています。

ODAメールマガジン JPF第8弾:ジャパン・プラットフォームによるアフガニスタンでの緊急人道支援

2018年8月31日 18:00

外務省が政府開発援助(ODA)に関する情報を定期配信している「ODAメールマガジン」。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)も、支援活動紹介を連載しています。
8月23日発行の最新号は、事業推進部の増田育真が担当。
紛争によるトラウマに苦しむ子どもたちを対象にした、図書の貸出やレクリエーションを通じた心理社会的支援など、2001年から実施している 、JPFの「#アフガニスタン人道危機対応」について紹介しています!

アフガニスタン人道危機対応支援:シャンティ国際ボランティア会が紛争に巻き込まれた子ども達に優しい空間を設計

2018年8月9日 23:00

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO:シャンティ国際ボランティア会(SVA)は、治安の悪化により、教育の機会を奪われた子ども達のために「子どもにやさしい空間(Child Friendly Space)」の設計や仮設教室を通じて支援を行っています。

「子どもに優しい空間」では読書、読み聞かせ、お絵かき、劇などを通じて、子ども達の笑顔を取り戻すための支援を実施しています。
少しでも多くの子ども達が、子どもらしい生活を提供するため、現地での活動を続けています。

▼SVAの記事はこちら
http://sva.or.jp/wp/?p=29688

アフガニスタンで、子どものための空間設計:シャンティ国際ボランティア会(SVA)

2018年7月21日 23:11

ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOシャンティ国際ボランティア会(SVA)は、昨年4月からJPF助成事業において、子どものための空間設計をしています。

紛争状態が続くアフガニスタンでは、子どものための教育支援や保護等が遅れており、子ども達を取り巻く環境はとても複雑化しています。
SVAは「子どもに優しい空間(Child Friendly Space)」の設計を通して、アフガニスタンの子ども達の支援を実施しています。

▼詳細はSVAウェブサイトへ
http://sva.or.jp/wp/?p=29367

東京大学の学生がJPFを訪問

2018年6月29日 19:00

  • アフガニスタン人道危機対応支援
  • アフガニスタン人道危機対応支援
  • アフガニスタン人道危機対応支援
  • アフガニスタン人道危機対応支援

「いい質問ですね~」。そう感心する言葉と笑い声が何度も響き渡った、29日のジャパン・プラットフォーム(JPF)の東京オフィス。
その相手は東京大学の大学生5名。学内の授業の中でアフガニスタンについて発表するために、調査先の一つとしてJPFを選んでくださいました。
質問の中では、「助成するNGOの基準はなんですか?」「事務局は、NGOのプロポーザルの妥当性をどう判断しているんですか?」
「審査の期間は?時間をかけることができるんですか?」など鋭い質問が次々と飛び出しました。
対応させていただいたスタッフは少したじたじになりながらも、JPFのことを正しく知っていただく機会と若い方のエネルギーをいただくことができ、楽しい時間を過ごせました。
訪問してくれた学生さん、ありがとうございました!
ジャパン・プラットフォーム(JPF)はこれからも、必要とする方々に支援を届け、その内容を公開しながら、透明性のある活動を続けてまいります。

アフガニスタン人道危機対応計画をアップロード

2018年5月27日 23:00

ジャパン・プラットフォーム(JPF)はこのたび、アフガニスタン 人道危機対応計画をウェブサイトにアップしました。

JPFは2017年2月から、アフガニスタンに帰還してくる難民に焦点を当て、NFI、食糧安全保障、水・衛生、保護の4分野で8事業(予定)を実施してきました。2018年4月からは「アフガニスタン人道危機対応支援」プログラムとして立ち上げ、脅威に直面する人々の緊急ニーズを見極め、支援を続けていきます。現在は、昨年度に続き シャンティ国際ボランティア会(SVA)が、ナンガハル県及びクナール県における国内避難民及び帰還民の子どもの保護支援事業を展開しています。
https://www.japanplatform.org/programs/afghanistan2018/

写真:SVAが2017年度の事業で、パキスタンから帰還する人が多い2地域(Kama郡とBeshood郡)にCFS(子どもに優しい空間)を設置。絵本を読んだり絵を描いたりといった活動以外にも、月に一回のイベントやパシュトゥン語教室も開講している©SVA

アフガニスタンで両足を失っても挑戦

2018年4月5日 11:00

すっかり春になりましたが、ちょっと前まで今年は冬季オリンピック・パラリンピック イヤーでしたね。
みなさんが印象に残っている選手はいますか?
やっぱり 羽生結弦選手!? 「そだねー」のカーリング女子!? パラリンピック金メダリストの 成田緑夢選手!?それぞれ物語がありましたね。

そんな中で、ジョージア 初の冬季パラリンピック選手である テムリ・ダディアニ選手をご存知ですか?テムリ選手は、かつて兵士として派遣された アフガニスタンで地雷を踏んで両足を失ったそうです。産経新聞(共同通信伝)によると、直後は「将来のことを考えられなかった」そうです。
でも、命を落とした仲間もいるなかで、彼は米国でリハビリを始め、周囲の兵士が懸命に取り組む姿に励まされたといいます。そして1年前からスキーをはじめ、先日のパラリンピックに出場しました。詳しくは産経新聞をご覧ください。
https://www.sankei.com/pyeongchang2018/news/180312/pye1803120007-n1.html

プログラム概要「アフガニスタン東部地震被災者支援」

期間 6カ月
予算 1億5,000万円(政府緊急準備金)
場所 アフガニスタン地震被災地
活動予定団体 JPF加盟NGO5団体

●2022年7月12日(プレスリリース

プログラム概要「アフガニスタン緊急越冬支援」

期間 2022年2月1日~2022年6月30日
予算 3億円(政府資金、緊急準備金)、民間資金
場所 アフガニスタン
活動内容 食糧・物資・キャッシュ配付など

●2021年11月24日(プレスリリース

プログラム概要「アフガニスタン人道危機対応支援」

対応期間 2023年3月~2024年3月
事業予算 約1.1億円 (2022年度補正予算:110,000,000円)
対象地域 アフガニスタン

過去のプログラム概要

対応期間 2022年5月~2023年5月
事業予算 約3.7億円(2022年度当初予算:371,271,762円)
対象地域 アフガニスタン
対応期間 2020年3月1日~2021年3月31日
事業予算 1億3,900万円
対象地域 アフガニスタン
対応期間 2019年3月1日~2020年2月29日
事業予算 2.17億円
対象地域 アフガニスタン
対応期間 2018年3月1日~2019年2月28日
事業予算 6.16億円
対象地域 アフガニスタン

<概況>

アフガニスタンでは40年以上も紛争状態が続いています。JPFでは2001年から現在まで、形を変えながら支援を継続していますが、近年では頻繁な自然災害(干ばつ・洪水)や新型コロナウイルス感染拡大などによって社会・経済が疲弊し、貧困拡大と深刻な食糧危機に直面しています。加えて、2021年8月の政変によってさらなる人道危機が危惧されています。
JPFは国内避難民、帰還民およびホストコミュニティに対して、現金給付を通じた食糧・物資配布、水・衛生、保健、新型コロナウイルス感染拡大予防などの支援を実施しており、引き続き、より弱い立場にある人々の命を守るための支援を続けています。

また、アフガニスタンの冬は大変厳しく、12~2月にかけて気温が零下20度まで下がる場所もあります。数メートルにもなる降雪は道を塞ぎ、物流を阻みます。2021年は、直ちに支援を届けなければ、冬の間に数百万人が餓死、重度の急性栄養不良で死亡する恐れのある子供は100万人いるとも言われ※1、これ以上の人道危機の悪化を回避するために、JPFは新たなプログラムを立ち上げました。極寒の冬に向けて人々の命を守る緊急支援として、食糧・緊急支援物資・現金配布のほか、地雷等爆発物回避の教育を実施しています。

このような状況の中、アフガニスタン東部で6月22日に発生したマグニチュード5.9の大規模な地震では、世界保健機関(WHO)によれば、1039人が死亡、およそ3000人が負傷、被害の大きかったパクティカ州ギヤン地区、バルマル地区、ホースト州スペラ地区で約4500戸の家屋が倒壊しました※2。また学校7校(生徒総数5000人以上)が被害を受けています。携帯電話網が失われているほか、道路の被害も甚大で、パクティカ州とホースト州で約36万2000人が被災しました。※3

※1:https://www.bbc.com/japanese/59046416
※2:OCHA, Afghanistan - Earthquake, update (GDACS, USGS, WHO, Copernicus EMS) (ECHO Daily Flash of 27 June 2022)
※3:OCHA, Afghanistan: Flash Update #4 Earthquake in Paktika and Khost Provinces, Afghanistan (26 June 2022)

アフガニスタン東部地震被災者支援

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
CWS アフガニスタン・パクティカ県の地震の影響を受けたギヤン地区における災害リスク軽減のための安全な仮設住宅支援 2022/11/14 2023/2/14 30,000,000
AAR 地震で被災した脆弱層へのソーラー・パネルの配布を通じた生活支援事業 2022/10/17 2023/2/14 30,000,000
ADRA アフガニスタン・パクティカ県ガヤン地区における地震被災者への緊急食糧支援 2022/10/1 2023/1/31 30,000,000
SVA ホースト県における被災者への食糧・NFI配布事業 2022/8/30 2022/12/30 29,812,858
PWJ アフガニスタンパクティカ県における地震被災者への食糧および生活物資配付支援 2022/8/15 2023/1/14 30,000,000

アフガニスタン緊急越冬支援

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団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円) 評価報告書
NICCO アフガニスタン・ヘラート州における緊急食糧配布支援 2022/3/14 2022/9/30 42,510,326
AAR 越冬のための食糧支援および爆発物回避教育 2022/3/1 2022/7/31 44,610,490
REALs アフガニスタン中央部における食料配布事業 2022/2/1 2022/6/30 42,857,142
JEN ナンガルハル県の国内避難民、帰還民、脆弱なホストコミュニティへの緊急食糧・物資支援 2022/2/20 2022/6/19 42,978,471
PWJ ナンガルハール県における脆弱な人々の緊急越冬食糧支援 2022/2/1 2022/7/20 43,882,500
CWS アフガニスタン・ラグマン県における人道危機の影響を受ける人々への緊急越冬支援 2022/2/2 2022/6/30 37,359,144
SVA ナンガハル県・クナール県における食糧・NFI配布による越冬支援事業 2022/2/1 2022/6/2 45,801,927

アフガニスタン人道危機対応支援

活動地域の地図はこちら

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円) 評価報告書
PWJ ナンガルハール県遠隔地の脆弱な人々に対する緊急食糧支援 2023/3/31 2023/8/31 31,163,638
SVA カブール県郊外における食糧・衛生用品の配布事業 2023/3/5 2023/9/4 33,136,357
JPF アフガニスタン人道危機対応評価事業2022 2023/3/1 2024/2/29 6,000,000
REALs アフガニスタン中央部における食料配布事業 2022/12/5 2023/6/4 64,160,257
CWS アフガニスタン・バーミヤン県における国内避難民および帰還民を含む気候変動の影響を受ける人々に対する食料安全保障の改善およびレジリエンス向上のための緊急支援(フェーズ2) 2022/11/5 2023/8/4 68,388,745
JEN ナンガルハル県で干ばつ被害を受けた国内避難民・帰還民・脆弱なホストコミュニティへの食糧・物資配布 2022/8/6 2023/1/10 36,304,799
SCJ アフガニスタン・ナンガハル州における現金給付および栄養・子どもの保護に関する啓発活動を通じた世帯の対処能力向上支援 2022/8/20 2023/5/19 67,937,706
AAR 最脆弱層への食糧配付および爆発物回避教育 2022/8/1 2022/12/31 61,143,934
PWJ ナンガルハール県遠隔地の脆弱な世帯に対する食糧用現金給付事業 2022/7/16 2023/5/31 67,336,321
JPF アフガニスタン人道危機対応評価事業2021 2022/3/1 2023/3/31 9,000,000
JEN アフガニスタン・ナンガルハール県の2居住区における帰還民・国内避難民を対象とした水衛生環境改善支援 2022/2/6 2022/8/5 53,600,000
SCJ アフガニスタン・バルフ州における食糧支援および衛生・栄養支援事業 2022/2/1 2022/8/31 68,322,298
SVA クナール県における生活困窮者への物資配布・衛生啓発及び女性の保護支援事業 2021/8/27 2022/8/26 73,618,005
PWJ ナンガルハール県における脆弱な人々の生命を守るための緊急食糧支援 2021/8/10 2022/7/9 55,712,373
CWS バーミヤン県における国内避難民及び帰還民を含む気候変動の影響をうける人々に対する食料安全保障の改善およびレジリエンス向上のための緊急支援 2021/8/5 2022/11/4 70,747,324
JEN ナンガルハル県における国内避難民・帰還民・ホストコミュニティの水衛生環境改善を通じた新型コロナ感染症拡大予防支援事業 2021/3/28 2021/11/7 17,787,105
SVA ナンガハル県及びクナール県における生活困窮家庭への食糧・衛生用品配布及び感染予防の啓発支援 2021/3/27 2021/8/26 42,180,895
SCJ アフガニスタン・カンダハル州における緊急食糧支援および衛生・栄養支援事業 2021/3/25 2022/3/31 59,968,000
JEN アフガニスタン・ナンガルハル県における国内避難民・帰還民・ホストコミュニティに対する水・衛生環境の改善支援 2020/9/20 2021/4/14 19,005,222 PDFファイル
(英語)
PWJ ナンガルハール県における緊急食糧支援 2020/9/14 2021/3/18 18,994,778 PDFファイル
(英語)
SCJ アフガニスタン・カンダハル州における緊急保健・栄養サービスの提供 2020/3/31 2021/3/30 46,386,517 PDFファイル
(英語)
JPF アフガニスタン人道危機対応モニタリング評価事業 2020/3/31 2021/3/30 15,001,428
SVA クナール県における国内避難民・帰還民への教育及び水衛生支援 2020/3/27 2021/3/26 40,007,055 PDFファイル
(英語)
SVA ナンガハル県及びクナール県における国内避難民・帰還民への保護・教育・水衛生支援 2019/6/17 2020/7/16 86,602,047 PDFファイル
(英語)
CWS バーミヤンの干ばつ被害軽減のための農業支援事業 2019/6/8 2020/5/31 48,058,096 PDFファイル
(英語)
PWJ カンダハル県における国内避難民・帰還民への水・衛生緊急支援 2019/5/1 2020/4/30 57,164,472 PDFファイル
(英語)
団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円) 評価報告書
JPF アフガニスタン人道危機対応モニタリング評価事業 2019/3/22 2020/3/31 15,000,000
SVA ナンガハル県における帰還民・国内避難民およびホストコミュニティへの緊急水衛生及び教育支援事業 2018/9/10 2019/9/9 80,842,997 PDFファイル
(英語)
PWJ ヘラート県における干ばつ緊急支援 2018/9/6 2019/4/30 52,931,012
CWS バーミヤンにおける干ばつ対応のための緊急支援事業 2018/9/1 2019/3/31 16,404,043
PWJ ロガール県における帰還民への緊急人道支援 2018/7/1 2019/4/30 27,094,632 PDFファイル
(英語)
CWS アフガニスタン東部における帰還民及び国内避難民への緊急キャッシュ配布事業 (第3フェーズ) 2018/5/1 2018/8/31 10,849,268 PDFファイル
(英語)
SVA ナンガハル県及びクナール県における国内避難民及び帰還民の子どもの保護支援事業 2018/4/1 2019/3/31 45,089,064 PDFファイル
(英語)

現地からの声

孫が学校へ行けるようになりました!
ラキーバさん(50歳)

現地からの声国内避難民としての生活は苦しく、借金もしました。孫を休学させ水汲みの手伝いを強いてしまっていましたが、給水所が設置され本来の生活を取り戻すことに繋がると思います。孫は学校へ行けるようになり、私も鶏を飼い始め収入も見込めそうです。衛生環境が改善されて医療費が減りました。孫は「お医者さんになって家族を貧困から救いたい」と言っています。(2020年度JEN事業より)

活動紹介:シャンティ国際ボランティア会(SVA)

アフガニスタン東部での保護・教育・水衛生支援

活動紹介ナンガハル県とクナール県で急増した帰 還民と国内避難民を対象に、①女性のエンパ ワーメントを図るため女性センターを設置して保護に関する知識の理解を促進、②コミュ ニティベースの教室(CBC※)で不就学児童に教育機会を提 供、③給水用井戸の開設・水衛生の啓発による水不足解消と衛生状態の改善、と3事業を実施しています。(2019年度)
※Community Based Classroom:地域の子どもたちへの補習クラス

現地からの声

CBCのおかげで楽しく勉強しています
CBCに通う男の子(11歳)

現地からの声CBCで読み書きができるようになり、新しいことをたくさん学んでいます。以前はお金がなくて買えなかったバッグや本、文房 具が支給され、施設も充実していて勉強に集中できます。先生は、勉強だけでなく礼儀も教えてくれます。やる気がでるよういつも励ましてくれて、とても感謝しています。(SVA事業より)

現地からの声

困難な時に食糧支援をいただき感謝します
グラームラスルさん

現地からの声家族8人、ジャガイモや豆を作っていましたが、干ばつで作物は育たなくなりました。2人の子どもは重度の障害を抱えている中、全員が栄養不良に。食糧支援を受けて栄養価の高い食事を3か月間とり、子どもたちも元気を取り戻しました(CWS事業より)

活動紹介:シャンティ国際ボランティア会(SVA)

十分な支援が行き届きにくい場所で 国内避難民と疲弊した地域住民を支援

活動紹介紛争下の不安定な治安や住環境、長期にわたる移動から、子どもたちはストレスを抱え、トラウマに苦しんでいます。そこで、子どもたちが安全で快適な場所で、安心して学習の機会を得られるような「子どもに優しい空間」(CFS)を作り、絵本を読んだり絵を描いたり、イベントやパシュトゥ語教室を開講したりしています。また、難民帰還により生徒数が急増したアフガニスタンの学校4校を対象に、仮設教室を設置するほか、毛布や家庭用ガスなどを配布する越冬支援も実施しました。(2017年度)

活動紹介:ジェン(JEN)

学校の整備、地域コミュニティーを巻き込んだ衛生・防災教育を実施

アフガニスタンでは、校舎の有無とトイレの整備が、とりわけ女子生徒の就学率を大きく左右します。また、下痢、季節風邪が主要な病気であることに加え、地震や洪水といった自然災害が多いことから、アフガニスタンでは学校の整備に加え地域コミュニティーを巻き込んだ衛生教育と防災教育が重要です。そのため2002年よりアフガニスタンで帰還民再定住の支援を行ってきたJENは、2016年には、同国中部にあるパルワン県にて、3つの学校校舎と給水施設・トイレを建設し、衛生教育(30校)と防災教育(20校)を行いました。JENがこれまでに同県で支援活動をした学校は256校におよびます。(2016年度)

活動紹介:シャンティ国際ボランティア会(SVA)

カブールとナンガハルで教育支援を実施中。
学校建設や図書室の整備に加え、今年からは防災教育も始めました。

活動紹介アフガニスタンは自然災害頻発国であるにもかかわらず、学校での防災教育はほとんど行われていません。そのため、地震や水害、地滑りが起こると多くの子どもたちが犠牲になってしまいます。SVAは防災教育についての教員研修を実施し、学校防災計画の立案や防災授業、避難訓練ができるように支援をしています。また、防災をテーマとする紙芝居を、ダリ語とパシュトゥン語でそれぞれ100部ずつ制作し、子どもたちの防災意識向上を目指しています。(2015年度)

現地からの声

子どもたちには勉強して将来、家計や村に貢献して欲しい。
バナット・カンさん

現地からの声私の子どもはAARがパキスタン北部のノウシェラに建てた学校の生徒です。私は読み書きが出来ませんが、学校に通う私の4人の子どもには将来、学者になってもらいたいと思っています。私は子どものときから、父の農業を手伝い、今も農業と畜産で生計を立てています。貧しいけれども幸せです。我々が子どもの頃は、教育の重要性についてそれほど考えられていませんでしたが、今は、教育なしで生きていくことは困難です。子どもが勉強することをサポートし、勉強して、将来、家計や村にも貢献して欲しいと思っています。

活動紹介:日本ユネスコ協会連盟(NFUAJ)

首都カブール市周辺の国内避難民キャンプで冬季の栄養補助支援、女性や子どもへの読み書き支援を実施。

活動紹介アフガニスタンには、国内の紛争や天候不順が原因で住みなれた土地を追われた国内避難民が約63万人いるとされています。首都カブール市周辺にはそのうち約4万人が居住しており、NFUAJは、キャンプや市街地に住む国内避難民の方々が無事に冬を乗り切るための栄養補助支援や、何らかの事情で学校に行けなかった大人の女性や子どもたちに識字教育支援を実施しています。2014年度の活動の結果、2093世帯に栄養物資を届け、500名が読み書きが出来るようになりました。(2014年度)

現地からの声

わたしの気持ちを聞いてくれてありがとう。
ガルさん(50歳)

アフガニスタンの首都カブール近郊のバリカブ第2キャンプで識字の学習を続けたガルさん。「教育は素晴らしいもの、私にとって学ぶことは喜びです。クラスの授業中、分からないことはたくさん質問しています。でも先生は忍耐強く私の質問に全部答えてくれるんです。」

アフガニスタン人道危機対応計画

目次

1. 背景
2. 2022年度のプログラム成果および振り返り
3. これまでのJPFによる支援実績
4. 優先事項
5. 対応方針
6. セクター別支援計画

Report on Rapid Assessment Report Stocktaking of Humanitarian Food and Cash Assistance in Afghanistan

Report on Rapid Assessment Report Stocktaking of Humanitarian Food and Cash Assistance in Afghanistan -(英語)

目次

TABLES AND FIGURES

ACRONYMS

EXECUTIVE SUMMARY

1. INTRODUCTION
1.1 Background
1.2 Country context
1.3 Study Objectives

2. METHODS
2.1 Study Design
2.2 Preparation and Execution of study
2.3 Development of Tool
2.4 Data Entry
2.5 Data Analysis
2.6 Limitations of the study

3. FINDINGS
3.1 Findings on Food Assistance Program

3.1.1 Participating NGOs' characteristics
3.1.2 Beneficiary identification, verification and final listing process by NGOs
3.1.3 Monitoring process
3.1.4 Complaint management system
3.1.5 Risk management and strategies adopted by NGOs
3.1.6 Coordination with stakeholders
3.1.7 NGO's Evaluation Framework
3.1.8 Service Transfer Modalities (Cash/voucher, foods, shelter/NFI)
3.2 Cash Assistance
3.2.1 Type and methods of cash assistance
3.2.2 Challenges faced during cash transfers
3.3 NGO approach to Combination of types of assistance as a package (Annex-B)
3.4 Literature Review of the Humanitarian Aid Processes
3.4.1 Identification of Beneficiary for Humanitarian Aid
3.4.2 Verification of beneficiary
3.4.3 Cash assistance versus food assistance under humanitarian assistance for food
3.4.4 Gender inclusion in HFA
3.4.5 Post Distribution Monitoring
3.4.6 Communications, appeals and feedback mechanisms
3.4.7 Risk management strategies
3.4.8 Cash assistance

4. POINTS TO PONDER
4.1 Coverage
4.2 Coordination
4.3 Performance Measurement and unintended consequences
4.4 Technology
4.5 Gender
4.6 Cash or food

Annex 1: List of KIIs with NGOs

Annex 2: Summary of 13 Afghan NGO's experience and their respective areas in food security

Annex 3: Advantages and Disadvantages/risks of assistance under food security programs

Annexure 4

対応計画

Rapid Need Assessment - JPF Assistances for Afghanistan -(英語)

目次

Understanding the Context

Section 1:
1.1 Situation in Afghanistan
1.2 Overview of Afghan Citizens in Pakistan
1.3 Current Context

Section 2:
Assessment Process and Methodology
2.1.Purpose, Objective, and Scope of Assessment
2.2 Geographical Scope
2.3 Thematic Scope
2.4 Methodology

Section 3:
Findings of Needs Assessment Exercise
3.1 Afghan Population in Pakistan
3.2 Legal Status of Afghan Population in Pakistan
3.3 Situation of Newly Displaced Population
3.4 Situation of Host Population
3.5 Sectoral Mapping
  3.5.1 Education
  3.5.2 Health
  3.5.3 Livelihoods
  3.5.4 Protection
3.6 Operating Environment
3.7 Institutions and their Mandates

Programming Options

Section 4:
Annex 1: Afghan Refugees Registration Process in Pakistan
Annex 2: Secondary Information Sources
Annex 3: Primary Information Sources
Annex 4: Community Group Discussion

  

※ 本調査報告書に関するプレスリリース「アフガニスタン人道危機支援のさらなる充実を目指し、パキスタン国内におけるアフガニスタン避難民に関する 状況調査報告書を発行」(日本語)もご参照ください。