ベネズエラ避難民支援
活動の最新情報はJPF公式Facebookでも紹介しています。
法的・心理的サポート事業を継続中
2022年6月28日
JPF加盟NGOのJADE 緊急開発支援機構(JADE)は、ペルーに避難した脆弱度の高いベネズエラ避難民とホストコミュニティを対象に法的・心理的サポート事業を行っています。5月は289人の相談がありました。
ベネズエラ避難民とホストコミュニティーに対するサポート事業
2022年5月27日
JPF加盟NGOのJADE 緊急開発支援機構(JADE)は、ベネズエラ避難民とホストコミュニティーのペルー人に対する法的・心理的サポート事業を継続しています。
4月はベネズエラ避難民308人とペルー人4人のサポートを行いました。
サポートの内容は、ペルーの滞在証明書更新に必要な手数料が払えない避難民に対して現金支援を行っている団体へ紹介したり、ガンやHIV等高度な医療が必要な病気にかかっている避難民が病院で治療が受けられるように手配しました。
また、心理社会面での相談も多くみられました。
PLANによる避難民のための技術コース受講支援
2022年4月26日
- 理容技術に関するオンライントレーニングコース ©PLAN
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル(PLAN)は、ピウラ、クスコ両市に暮らすベネズエラ避難民およびホストコミュニティの住民が起業や事業経営に必要な知識や能力を身につけ、安定収入を得るための基盤を築けるようになるための支援活動を行っています。実際のトレーニングは、Zoomのプラットフォームを使って行われ、料理、ピザ作り、エステティック、お菓子作り、理容業、商業、事務管理など多彩なコースが提供されています。
JADEによる相談サポート事業の実施体制再編
2022年3月18日
JPF加盟NGOのJADE(緊急開発支援機構)が、2022年1月から開始したベネズエラ避難民の方々およびホストコミュニティーのための相談サポート事業には、非常に多くの相談が寄せられています。特に、心理社会面での相談が急増しています。こうしたことから、JADEでは、専門家とも協議した結果、心理社会ケアを重点的に対応できるよう、このほど実施体制の再編を行いました。また、受付ボランティアによるアウトリーチ活動の結果、DVを受けた女性のシェルターへの避難と警察への通報なども行われるようになるなど、JADEの相談サポート事業は、コミュニティーにおいて効果的に機能し始めています。
JADEによるベネズエラ避難民およびホストコミュニティーへの相談サービス
2022年2月7日
JPF加盟NGOのJADE(緊急開発支援機構)は、脆弱な立場にあるベネズエラ避難民の方々およびホストコミュニティーが、日々の悩みや困りごとについて相談できるサービスを提供しています。現在、非常に多くの相談が寄せられており、相談員を増員するなどして積極的に対応しています。また、受付ボランティアとして参加してくれているベネズエラ避難民とホストコミュニティーによるアウトリーチ活動も始まり、子供を失ったベネズエラ避難民のシングルマザーに対して、コミュニティーが葬儀の手配と実施を手助けするなど、コミュニティーによる相互扶助の事例が報告されてきています。
避難民の経済的自立
2022年1月17日
- ネイルサロンを始めた避難民 ©PLAN
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル(PLAN)は、ペルーのクスコやピウラにおいて、ベネズエラ避難民の支援を行っています。避難民がしっかりと生計を立てられるよう、スモールビジネスを起業するための研修なども継続的に実施しており、すでに研修を終えた避難民の中には、食品加工、医療、美容サービスなど、さまざまな分野でビジネスを開始する人が出てきています。
避難民の経済的自立を促す支援
2021年12月8日
- タブレットの支給 ©PLAN
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル(PLAN)は、ペルーのクスコやピウラにおいて、ベネズエラ避難民への支援を継続しております。支援の中では、起業を目指す避難民やホストコミュニティ住民のための研修の実施や受講者へのタブレット支給など、自立促進を目指した活動も行っています。
対応計画の更新
2021年11月5日
- ©PLAN
JPFベネズエラ避難民支援の対応計画を更新しております。加盟NGOによる支援活動の目標、セクター別計画などをご確認いただけます。
▼対応計画はこちら
PLANによるベネズエラ避難民支援の継続
2021年10月12日
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル(PLAN)は、JPF事業として、ペルーの地方都市、ピウラとクスコにおいて行ってきたベネズエラ避難民への支援を展開してきました。先月のレポートのとおり、10月からは以下の支援を開始しています。
ピウラ、クスコにおけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護と生計向上支援事業(2021/10/1~2022/7/30)
PLANによるベネズエラ避難民への支援活動
2021年9月17日
- 菓子作りの実習 ©PLAN
- 避難民への家電配布 ©PLAN
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル(PLAN)は、JPF事業として、ペルーの地方都市、ピウラとクスコにおいて行ってきたベネズエラ避難民への支援を展開しています。食料、衛生用品、教材などの配布に加えて、基礎的なサービスに関する情報提供や技能実習による生計向上促進によって、緊急支援の必要な避難民を支えてきました。10月以降も、避難民と避難民を受け入れるホストコミュニティの住民に対する支援を継続していきます。
2020年度の年次報告書でプログラムについて紹介しています
2021年8月25日
- 避難民のための相談所 ©JADE
ベネズエラは、2019年1月以降、国内情勢が悪化の一途をたどり、停電、断水、食糧不足、病院や学校の閉鎖など、あらゆる面で危機的状態に陥っています。周辺国への避難者数は約540 万人に上っており、JPFは、ペルーの首都リマやピウラ、クスコなどの地方都市において、保護者のいない子ども、世帯主となっている女性、高齢者など、より弱い立場の避難民への物資配布、保護、生活向上支援を実施しています。
2020年度年次報告書はこちら(20頁に掲載)
ベネズエラ避難民へ物資配布など支援
2021年7月26日 12:00
JPF加盟NGOのJADE(緊急開発支援機構)は、ペルーに避難したベネズエラ避難民の方々を支援。特に女性や子供、高齢者など、脆弱度の高い避難民の方々に対する生活に必要な物資の配布を行っています。
物資の調達が進み、配布に向けて、裨益者への接し方や感染予防対策などの内容で配布スタッフにオリエンテーションを実施。衛生用品や調理器具のセットなどの配布を開始しています。
PLAN、ベネズエラ避難民の保護活動
2021年6月27日 17:00
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル・ジャパン(PLAN)は、JPFプログラムとして、ペルーの地方都市、ピウラとクスコにおいてベネズエラ避難民の保護と生計向上支援事業を実施しています。
避難民の保護事業の一環として、避難民家族向けのコミュニケーションセッションがオンラインで開催されました。ゲームやクイズを楽しんだり、参加型で子どもの権利について学んだり、大人向けにコロナ禍でのポジティブな子育てについて、感情の上手なコントロール方法、暴力などの通報先についての情報も提供されました。
首都リマでベネズエラ避難民を支援
2021年5月16日 21:00
JPF加盟NGOのJADE(緊急開発支援機構)は、ペルーの首都リマで支援中。
JPFプログラムとして、特に女性や子供、老人など、より脆弱な立場に置かれたベネズエラ避難民の方々に対して生活に必要な物資を配布しています。
ペルーに避難したベネズエラ人の多くは定住を希望しているものの、なかなか許可がおりていません。滞在許可がないため正規雇用ではなく路上での物売りや日雇いで生活する人も多く、新型コロナウイルスによる外出制限などで収入にも影響が出ています。多くが厳しい状況に置かれていますが、現地で感染の収束の兆しはいまだ見えてきていません。
JADEは生活水準の改善のため支援。トイレットペーパーや、マスク、生理用ナプキンなどの女性用衛生用品セットを配布するため事業を進めています。
PLAN、ベネズエラ避難民へ物資支援
2021年4月27日 18:30
- 生活に必要な物資を受け取った様子 ©PLAN
- 物資を受け取った様子 ©PLAN
ペルーは、コロンビアに次いで多くのベネズエラ避難民を受け入れています。
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル・ジャパン(PLAN)は、ペルーに逃れたベネズエラ避難民を支援。JPFプログラムとして、地方都市のピウラ、クスコにおける避難民の保護と生計向上支援事業を実施しています。
PLANは、避難民、ホストコミュニティの脆弱層に対し食料や、石鹸、生理用品、おむつなど生活物資の配布を行っています。
新型コロナの感染拡大の収束は見えていないため、感染予防の啓発メッセージの発信もSNSを通し行われています。コロナの症状・対処法や、保護者向けに子どもへの説明の方法などが共有されています。
PLAN、ペルーでベネズエラ避難民を支援
2021年3月27日 23:00
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル・ジャパン(PLAN)は、JPFプログラムとして、ペルーでベネズエラ避難民の保護と生計向上支援事業を実施中です。
PLANは、支援から取り残されがちな地方都市において、避難民の方々に心理社会的サポートや、生活の持続的な安定のために若者向けにビジネス再開サポートを実施。さらに避難民とホストコミュニティの住人の方々に向け生活物資の支給などを行っています。
公的手続きについての情報提供も行っており、スマートフォンアプリを使いこれまでに870人以上が情報を受け取っています。
内容は、保健医療、教育サービスなど基本的サービスの受け方や、住民登録など公的手続きに関するもの、ジェンダーに基づく暴力防止に関するものなどで、利用者が質問も送ることができるため、情報センター兼ホットラインとして機能しています。
JADE、生活に必要な物資を配布
2021年2月25日 16:00
JPF加盟NGOのJADE(緊急開発支援機構)は、JPFプログラムとして、ペルーに避難したベネズエラ避難民を支援。特に女性や子供、老人など、より脆弱な立場に置かれた避難民の方々に対して生活に必要な物資を配布しています。
経済危機の始まった2015年以降、ベネズエラからは多くの人々が中南米各国に逃れ、ペルーにも、未登録者を含めると100万人以上が避難民として滞在しているとみられています。
多くの方々は申請をしたものの滞在許可がおりていないため、正規の雇用につくことが出来ず、日雇いの仕事など不安定な生活を送っています。
JADEは、新型コロナウイルスの影響でさらに生活が困窮してしまっている避難民の女性の方々へ生活に欠かせないトイレットペーパーや生理用品を配布。さらに、感染症拡大により、もともと共同調理場で共用調理器具を使用して行っていた食事の支度ができなくなったため、各世帯で調理が出来るよう調理器具も配布しています。
また、ベネズエラ避難民とペルー人社会の対立と紛争を予防し融和を図るために、感染症拡大により仕事を失ったり住む場所を失ったなど、脆弱な立場に置かれているホストコミュニティーの世帯も対象に支援をしています。
PLAN、ペルーで避難民の保護と生計向上支援
2021年1月18日 12:06
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル・ジャパン(PLAN)は、JPFプログラムとして、ペルーのピウラ、クスコにおけるベネズエラ避難民の保護と生計向上支援事業を実施中です。
PLANは支援から取り残されがちな地方都市で困窮する避難民そしてホストコミュニティ住民へ支援をしています。
食料や衛生用品など生活物資の支給、公的手続きについての情報提供や心理社会的サポート、さらに、生計の安定のためにビジネス再開サポートなどを行っています。
PLANの現地パートナー団体であるプラン・インターナショナル・ペルーによる、新型コロナウイルス対応の活動の動画が公開されました。コロナ禍でより脆弱な立場に置かれてしまっている子どもたちや若者への暴力からの保護や教育支援などの様子がご覧いただけます。
動画はスペイン語となっていますが、子どもたちが将来への希望を持ちながら毎日の生活や勉強に励んでいる様子が伝わってきます。DAVINIAさん(10歳)は「勉強を続けて学校の先生になりたい、だからたくさん努力します」と話しました。
動画の最後には、JPFのロゴも掲載されています、探してみてくださいね。
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=BKTmA2-TnsA&feature=youtu.be
PLANの避難民支援
2020年12月15日 18:00
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル・ジャパン(PLAN)は、JPFプログラムとして、ペルーのピウラ、クスコにおけるベネズエラ避難民の保護と生計向上支援事業を実施中です。
PLANは事業の一環として、ピウラ、クスコの2市で、物価高騰もあり、日々の食料や生活必需品の確保が難しい状況に陥っている避難民、またホストコミュニティの住民の方々に、食料や衛生用品などの生活物資を支給していきます。
また、在留許可申請や出生登録についての情報が広く知られていないために基本的サービスにアクセスできない避難民の方々が多くいるため、公的な手続きについての情報提供や心理社会的なサポートを行っていきます。
現在は、物資配布のための市場調査や受益者の選定を行っています。
PLAN、新事業を開始
2020年11月17日 23:50
JPF加盟NGOのプラン・インターナショナル・ジャパン(PLAN)は、JPFプログラムとして、ピウラ、クスコにおけるベネズエラ避難民の保護と生計向上支援事業を10月より開始しました。
新型コロナウイルスの影響で、食料や生活物資の価格は上がり続け、避難民およびホストコミュニティ住民は日々の食料や生活必需品の確保が難しい状況です。
現在、多くの避難民支援は首都のリマと国境地域に集中しており、地方都市の避難民は取り残されています。そこで、PLANはピウラ、クスコの2つの地方都市で支援を開始。
困窮する避難民およびホストコミュニティ住民に食料や衛生用品などの生活物資の支給や、公的な手続きについての情報提供、心理社会的なサポートを行います。
同時に、避難民の生活を持続的に安定させていくため、ビジネス再開サポートを通した生計向上の支援を実施していきます。
ネットを活用して支援、JADEのベネズエラ避難民支援
2020年10月27日 23:58
JPF加盟NGOのJADE-緊急開発支援機構は、ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等脆弱度の高い避難民に対するプロテクション、社会経済統合等での支援事業を実施中です。
新型コロナウイルスの影響で、集会などの人が集まる行動が禁止されていることから、JADEは電話やメール、SNSなどを活用して受益者に法的アドバイスや心理社会的カウンセリングを提供しています。
先月下旬には、ベネズエラ避難民60人と、支援関係者40人以上が参加してのオンラインイベントを開催。ペルー各地に住むベネズエラ避難民をオンラインで結び、現在のコロナ禍における暮らしの状況や困っていること、避難民同士の助け合いの状況や、これらに対するアドバイスが行われました。こちらのイベントは、今後も継続して欲しいとの要望が多く寄せられました。
JADE、ペルーで支援継続中
2020年9月26日 10:00
JPF加盟NGO緊急開発支援機構(JADE)は、JPFプログラムとして、ペルーで支援活動中。
ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等脆弱度の高い避難民の方々に対するプロテクション、社会経済統合等での支援事業を実施しています。
新型コロナウイルスの影響により、人が集まる機会が制限されているため、JADEは、避難民の方々からの相談事業をウェブサイトや、電話、メール・SNSなどで受けられるようオンライン化を進めています。
今後も、オンライン相談体制を維持・拡大していく方針です。
JADEのペルーでの支援
2020年8月29日 7:00
JPF加盟NGO緊急開発支援機構(JADE)は、JPF助成事業として、ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等脆弱度の高い避難民の方々に対するプロテクション、社会経済統合等での支援事業を進めています。
ベネズエラより多くの方々が避難したペルーにおいては、避難民が滞在許可証申請に必要な法的アドバイスや、必要な心理社会的カウンセリングを受けられないなどの問題があり、JADEは、専門家による法的アドバイスや心理社会的カウンセリング提供などを実施中。
現在、新型コロナウイルスの影響により、ペルー国内経済状況は悪化を続けており、あらゆる面でベネズエラ避難民を取り巻く状況は非常に厳しいものとなっています。
JADEが支援継続中
2020年7月29日 3:00
JPF加盟NGO緊急開発支援機構(JADE)は、JPF助成事業として、ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等脆弱度の高い避難民に対するプロテクション、社会経済統合等での支援事業を実施中。
新型コロナウイルスでペルーへの入国制限及び現地の外出禁止令が出された影響により、当初の予定より延長して10月末まで事業を実施する予定です。
社会統合が進んでいないベネズエラ避難民とペルー人コミュニティーの相互理解促進のための交流会など支援を実施していきます。
PLAN完了報告
2020年6月27日 6:00
- ©PLAN
JPF加盟 国際NGO プラン・インターナショナル(PLAN)は、JPF助成事業としてペルー国ピラウ市、クスコ市におけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護事業を実施していました。
2019年9月から実施していたPLANの「ベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護プロジェクト~Amistad sin frontera(友情に国境なし)~」。
新型コロナウイルスの影響で2か月間活動期間が延び、4月に完了。
ピウラ市、クスコ市で合計約1200世帯を支援することが出来ました。
その完了報告をご一読ください。
https://bit.ly/3fQCReS
新型コロナウイルス感染症対策下での支援~ペルー~
2020年5月29日 4:00
- ©PLAN
- ©PLAN
- ©PLAN
JPF加盟 国際NGO プラン・インターナショナル(PLAN)は、ペルー国ピラウ市、クスコ市におけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護事業を実施しました。
ペルーでは、外出が規制されているものの、毎日数百人の感染者が報告され、現在までに感染者数5万1000人以上、死者は1400人を超え深刻な状況です。(5月7日WHO)
新型コロナウイルスの影響で、以前から日払いの仕事など、収入が不安定だった避難民の方々は、国からの支援も十分に受けられず、以前よりも増してぎりぎりな生活を送っています。
そこでPLANは、避難民の方々へ食糧支給を実施しました。
オンラインを活用し、PLANと提携したスーパーで食糧セットの受け取りにつかえるクーポンを配布。500世帯以上が食糧を受けとりました。
食糧支給支援は一時的な支援でしかありませんが、少しでも避難民の方々の励みとなればと思います。
詳しくはこちら
https://bit.ly/3gnmWph
パンデミックのベネズエラ避難民への影響
2020年4月28日 5:00
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と国際移住機関(IOM)は、ベネズエラ難民・移民が、今まで以上に苦しい状況に立たされているとし、彼らが直面している課題への注意喚起を呼び掛けました。
エデゥアルド・ステインUNHCR-IOM共同特別代表は、世界中の注目が新型コロナウイルスに集まっているなか、ベネズエラから逃れてきた何百万もの難民・移民のニーズも見逃してはならないと訴えました。
多くのベネズエラ難民・移民は、非常に少ない収入で、住居や食べ物など基本的なニーズをまかなっており、中には住む家のない人もいます。
この様な状況のなかで、今まで以上の国際的な協力が求められています。
UNHCR-IOM 共同プレスリリース
新型コロナウイルス危機の中で~ベネズエラ難民・移民を救う
https://www.unhcr.org/jp/25219-pr-200403.html
ベネズエラ避難民支援:3人に1人が食糧不足
2020年3月29日 5:00
国内の混乱が続くベネズエラ。
国連世界食糧計画(WFP) によると、物価の高騰により、国民の3分の1にあたる900万人が十分な食糧がなく支援が必要な状態にあります。
WFPは国内の59%の家庭が、食糧を購入するための十分な収入がなく、65%がその他の生活必需品の衛生用品や衣類、靴などを買うことができていない状態であるとしています。
さらに食糧が足りないことによる栄養不足が影響を与えるのは、最も脆弱な立場にある子どもや、妊娠中・授乳中の女性そして高齢者であると発表しました。
国連ニュース
https://news.un.org/en/tags/venezuela
なお、ジャパン・プラットフォーム(JPF)ベネズエラ避難民支援では、事業期間を2020年2月29日から6月30日までに延長しております。支援事業については、引き続き、ウェブサイトやSNSで報告いたします。
PLANによるペルー国内での生活支援
2020年2月28日 21:00
- ©PLAN
JPF加盟NGO プラン・インターナショナル(PLAN)は、JPF助成事業として、ペルーのピラウ市、クスコ市におけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護事業を実施しています。
PLANは、ベネズエラ避難民の方々の多く住むペルーの2つの市、ピウラとクスコで支援活動中。生活物資の支給、女性への衛生・防犯用品の支給や、「子どもひろば(CFS)」の実施などを行っています。1月には冬服の支給も実施しています。
故郷を離れてペルー国内で過ごすベネズエラの人々の生活が、少しでも改善されることを願っています。
PLANがペルーの2つの市で生活支援
2020年1月31日 10:00
- ©PLAN
ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGO国際NGO プラン・インターナショナル(PLAN)は、JPF助成事業として、ペルー国ピラウ市、クスコ市におけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護事業を実施しています。
政治的混乱が続く南米ベネズエラ。
学校や病院の閉鎖、極度のインフレによる物価急騰や物資の不足により人々の生活は困窮し、多くが避難民として周辺国に流れ出ています。PLANは、ベネズエラ避難民の方々の多く住むペルーの2つの市、ピウラと、クスコで活動中。
生活用品の支給、女の子と女性へ衛生・防犯用品の支給や、子どもが安全に遊べる「子どもひろば」の実施などを行っています。
ベネズエラから、バスや徒歩でようやく到着した、ペルーの地ですが、避難民の方々にとり、生活は決して楽ではありません。
このプロジェクトが、少しでも毎日の生活の助けとなることを願っています。
詳細はこちらをご覧ください
https://bit.ly/38Wv37X
ジャパン・プラットフォームは、混迷を深めるベネズエラから国外への流出が続くベネズエラ避難民を支援するため、6月21日に出動を決定しました。
<概況>
- ベネズエラでは、国内の政治・社会・経済的混乱が悪化の一途をたどり、発電施設のメンテナンス不足が原因とみられる大規模な停電や断水、主要財源の原油価格低迷による深刻な食糧や医薬品不足、ハイパーインフレーションの深刻化、病院や学校の閉鎖など、あらゆる面で国民生活が危機に瀕しています。疫病の蔓延や治安の悪化などをうけて、多くの国民が国外に流出し続け、2019年8月時点で、その数は約430万人※1に上り、南アメリカ・カリブ地域史上最悪の人道危機となっています。
- ベネズエラ避難民は、コロンビア、ペルー、エクアドル、チリ、ブラジルに逃れており、なかでも、2019年8月時点で、コロンビアで約140万人、ペルーで約86万人※1とベネズエラ避難民の人数は突出しています。 JPFのベネズエラ避難民支援プログラムでは、今後対象国を見直す可能性を残しながらも、現時点での予算規模などを考慮して支援対象国は、ペルーのみとなっています。
- ペルーに入国した避難民の多くは首都のリマを目指してきましたが※2、大量の避難民が集中したため、リマで住居や職を見つけることが困難となり、多くの避難民が地方都市に集まり、知人宅に身を寄せて、生活費を得るために路上での物売りや工場など低賃金労働に従事しています。
- このような状況下で、保護者のいない子どもや女性が世帯主の世帯、障がいや持病のある人々など、より脆弱な避難民への支援が急務となっていることから、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、6月にペルー国内のベネズエラ避難民への支援を決定。9月から、JPF加盟NGOが避難民やホストコミュニティ住民に対して生活物資の提供や保護分野における情報提供活動などを開始しています。
- JPFは、上記JPFの出動基準に達する被害の長期化と拡大化に鑑み、プログラム立上げを決定。今後も現地行政やJPF加盟NGOと連携しながら被害状況の把握とニーズ調査を進め、迅速に支援を実施していきます。今後の状況につきましては、随時JPFウエブサイト、Facebookでご報告いたします。
※1:Response for Venezuelans (R4V), Latin America and the Caribbean: Venezuelan refugees & migrants in the region - As of August 2019 (5 August 2019)
※2:R4V, GTRM Peru, Situation Report June 2019 (30 June 2019)
プログラム概要
期間 | 2022年5月~2023年5月 |
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予算 | 約3千万円(2022年度当初予算:29,651,338円) |
対応地域 | ペルー |
過去のプログラム概要
期間 | 2021年6月1日~2022年5月31日 |
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予算 | 6,300万円 |
対応地域 | ペルー |
期間 | 2020年3月1日~2021年3月31日 |
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予算 | 7,200万円 |
対応地域 | ペルー |
期間 | 2019年9月1日~2020年6月30日 ※プログラム期間を2020年2月29日から6月30日までに延長しました(2020年1月24日) |
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予算 | 7,500万円(政府支援金) ※予算額を6,000万円から7,500万円に増額しました(2020年1月24日) |
対応地域 | ペルー国内 |
支援内容 | 避難民およびホストコミュニティ住民を対象とした生活物資配布や保護分野における情報提供支援など |
過去のプログラム概要を表示
活動地域の地図はこちら
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) |
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JADE | ペルーに避難した脆弱度の高いベネズエラ避難民とホストコミュニティーに対するコミュニティー能力向上支援と相談サポート事業 | 2022/10/31 | 2023/10/30 | 29,651,338 |
JADE | ペルーに避難した脆弱度の高いベネズエラ避難民とホストコミュニティーに対する法的・心理的サポート事業 | 2021/10/25 | 2022/11/24 | 27,150,078 |
PLAN | ピウラ、クスコにおけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護と生計向上支援事業 | 2021/10/1 | 2022/7/30 | 35,849,922 |
JADE | ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等、脆弱度の高い避難民に対するNFI配布事業 | 2020/11/30 | 2021/10/31 | 21,279,659 |
PLAN | ピウラ、クスコにおけるベネズエラ避難民の保護と生計向上支援事業 | 2020/10/2 | 2021/8/31 | 49,841,042 |
JADE | ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等脆弱度の高い避難民に対するプロテクション、社会経済統合等での支援事業 | 2020/3/24 | 2020/12/31 | 22,059,119 |
JADE | ペルーに避難したベネズエラ避難民、特に女性や子供、老人等脆弱度の高い避難民に対するプロテクション、生活物資配布、社会経済統合等での支援ニーズに対する調査事業 | 2019/9/30 | 2019/10/20 | 2,466,033 |
PLAN | ペルー国ピラウ市、クスコ市におけるベネズエラ避難民およびホストコミュニティ住民の保護事業 | 2019/9/1 | 2020/4/30 | 50,050,869 |
過去の対応計画を表示
現地からの声
途方に暮れていた私たちに手を差し伸べてくれた。
エミリーさん
ベネズエラでの暮らしが立ち行かなくなり、息子と二人、国境を超えペルーに来たのは半年 前。リマで見つけた仕事もコロナ禍で突然解雇されました。困り果てていたところ、教会に 紹介されてJADEの相談所を訪れ、シェルター手配の他、滞在許可の申請も手伝ってもらえることになりました。息子のために頑張って働き、ここで生きていきます。(2020年度JADE事業より)
最新情報はJPF公式Facebookでも紹介しています。