※本プログラムのミャンマー国内における事業については、安全管理上、活動NGO名、事業名、活動場所を記載しない方針であることをご了承ください。
2022年5月2日
現在実施されている「ミャンマー人道危機2021」プログラムを切れ目なく続け、緊急支援を届けるため、JPF加盟NGO7団体による2億3500万円を上限とする支援プログラムを実施することが、先日行われた事業審査委員会で決定されました。国連によりますと、2022年には620万人を対象として8億2,600万ドルの人命に関わる緊急支援が必要※1とされています。今回の決定により、ミャンマー国内および隣国タイにおいて1年間にわたって食糧・物資配付、安全な水と衛生環境、保健医療、保護、教育の分野で支援が行われることになります。
※1 Myanmar Humanitarian Response Plan 2022
ミャンマーにおける人道支援を継続中
2022年3月14日
- 子どもへの読み聞かせ用の絵本
JPF「ミャンマー人道危機2021」では、引き続き、支援活動を実施しています。これまでに、ご寄付やクラウドファンディングで応援いただいている多くの皆さまに、あらためて感謝申し上げます。ミャンマー国内やタイにおいて、情勢悪化の影響で深刻な状況に陥った子ども、妊婦、障がい者などへの支援を継続していきます。
「ミャンマー人道危機」特設ページはこちら
「ミャンマー人道危機2021」のためのクラウドファンディングを開始
2022年2月10日
JPF「ミャンマー人道危機2021」の支援のための活動資金を募るクラウドファンディングを開始しました。2021年2月1日の政変から1年が過ぎましたが、依然として、多くの人々が支援を必要とする人道危機の状態が続いています。JPFは、現地レポートでお伝えしているように、ミャンマー国内で、子ども、妊婦、障がい者などへの支援を実施しています。引き続き、支援を届けていけるように、クラウドファンディングへの応援も宜しくお願いいたします。
▼READYFORのサイトはこちら
Yahoo!ネット募金でも、「ミャンマー人道危機2021」の寄付を募集中
2022年2月8日
Yahoo!ネット募金でも、JPF「ミャンマー人道危機2021」の寄付募集を行っています。2021年の情勢悪化以降、ミャンマー国内はいまだ混迷が続き、子ども、女性、高齢者、障がい者など、弱い立場に置かれた人々への支援が必要とされています。寄付によるご協力を宜しくお願いいたします。
▼Yahoo!ネット募金のサイトはこちら
安全な出産のために
2022年2月4日
- 出産支援キットの配布
医療機関にも混乱が生じている中、妊婦さんたちが安全な出産ができるように、出産支援キットの配布などの支援活動について紹介しています。これまでの現地レポートとあわせて、是非、ご覧ください。
レポートはこちら
現地からのレポート
2022年2月1日
- 支援を受けている男性
困難な状況にある子どもや障がい者などへの緊急支援について、現地からのレポートを掲載しています。是非、ご覧ください。
レポートはこちら
あの日から1年
2022年1月31日
ミャンマー国内に大きな混乱をもたらした2021年2月1日の政変から1年となる今こそ、皆さまとともに、困難な状況にあるミャンマーの人々に支援を届けたいと心から願っています。JPFでは、特設ページにおいて、活動団体による支援現場からのレポートを紹介しています。是非、ご覧ください。
特設ページはこちら
関連報道
NHK ミャンマー クーデターからあす1年 国連“人道危機が深刻化”(1月31日)
日本経済新聞 国軍クーデターから1年 ツイートで戦うミャンマー市民(1月29日)
ミャンマー南東部での衝突の激化
2021年12月24日
ミャンマー南東部のカレン州において、国軍と武装勢力の衝突が激化し、22日には、4,000人以上がタイに逃れたことが報じられており、衝突の長期化による、更なる難民の増加も懸念されています。
現在、ミャンマー国内で避難する障がい者への現金給付や物資配布を行う加盟NGOは、支援のための調整、現地団体との協力による聴き取りなどを行った上で、必要とされる人道支援を展開しています。引き続き、受益者やスタッフの安全を第一に、支援活動を進めていきます。
ミャンマー国内での支援活動を開始
2021年11月8日
本「ミャンマー人道危機2021プログラム」では、加盟NGO3団体による人道支援活動が開始されています。
各NGOは、ミャンマー国内の避難民や、避難先で生活困窮状態にあるなど支援を必要としている人々、障がい者などより弱い立場にいる方々に対し、食糧、現金、必要な物資の配布などを実施しております。また妊婦への出産支援キットなども配布しています。
支援実施に向けて調整中
2021年10月26日
本プログラムでは、現在、食料・物資配布などの支援実施に向けた調整が行われております。実施に際しては、関係者の安全を最優先とし、新型コロナウイルスの感染予防も徹底します。今後の支援活動については、随時、ウェブサイト等で報告いたします。
「ミャンマー人道危機2021」の出動決定
2021年9月7日
2021年2月以降、混迷を極める情勢の影響を受け、ミャンマーの国内避難民(IDP)は18万9000人、迫害を逃れタイやインドなどの近隣諸国に逃れた人々の数は2万2000人に上ります。8月28日までに軍政に抗議する市民ら1000人以上が死亡、6000人以上が逮捕、拘束されたともいわれています。JPFは今年の6月から7月にかけて、加盟NGOによる合同の緊急初動調査を実施し、現地における人道支援ニーズの確認や、支援実施のための慎重な課題整理に基づいて、このたびの出動を決定しました。支援の実施に際しては、国際機関、現地のホストコミュニティと連携しながら、受益者はもちろん、現地スタッフや現地提携団体など支援関係者の安全を最優先し、現地のニーズに応じた活動を進めてまいります。また、新型コロナウイルスの感染対策を徹底します。
●2021年9月7日(プレスリリース)
NGO、政府、経済界の連携によって2000年に設置された緊急人道支援組織、ジャパン・プラットフォーム (東京都千代田区/以下、JPF)は、2021年2月以降、混迷を極める情勢の影響を受けているミャンマーの人々に対し、民間資金による「ミャンマー人道危機2021」の出動を8月26日に決定しました。あわせて、本日より支援金の募集を開始します。
<概況>
- 2021年2月以降、ミャンマーの国内避難民(IDP)は18万9000人、迫害を逃れタイやインドなどの近隣諸国に逃れた人々の数は2万2000人に上ります※1。8月28日までに軍政に抗議する市民ら1000人以上が死亡、6000人以上が逮捕、拘束されたともいわれています※2。JPFは、2021年6月1日~7月12日、加盟NGOによる合同の緊急初動調査を実施し、現地における人道支援ニーズの確認や、支援実施のための慎重な課題整理に基づいて、このたびの「ミャンマー人道危機2021」の出動を決定しました。
- ミャンマーでは、武力衝突の激化により、特に女性、子ども、障がい者など脆弱性の高い人々の保護ニーズが依然として高い状況です。長期にわたる避難状態により、人々は劣悪な衛生環境での生活を余儀なくされており、安全な水へのアクセスとその貯蔵、トイレなどの衛生施設の提供が必要とされています。またIDPサイトでは食料不足の問題も発生しています。
教育面では、もともと新型コロナウイルス感染拡大による学校閉鎖で、ミャンマーのほぼすべての子どもたちが学習機会を失っており、教育支援、社会心理的サポートが必要とされています。6月1日に多くの地域で学校が再開されたものの、再開前の週には学校への攻撃が急増し100件以上の事件が報告されました※3。
医療施設等に対する攻撃は260件が報告されています※4。医療従事者のストライキや拘束のほか、季節的な大雨などの影響も受け医療体制がひっ迫しており、医療へのアクセス悪化が懸念されます。Covid-19の検査や予防体制も不十分で、毎日約4,000件の新規症例と約400人の公式な死亡登録が報告されています。ミャンマーの一人当たりの死亡率は東南アジアで最も高くなっています※1。 - 国境を越えてタイに逃れた避難民は、安定的な収入源はもちろん、最低限の生活のための食料、水、保健医療、マスクなどの衛生用品不足のほか、保護や教育へのアクセスが急務とされています。今後現地のホストコミュニティへの負担増も懸念され、当該コミュニティも含めた支援が必要です。
- 支援の実施に際しては、国際機関、現地のホストコミュニティと連携しながら、受益者はもちろん、現地スタッフや現地提携団体など支援関係者の安全を最優先し、現地のニーズに応じた活動を進めてまいります。また、新型コロナウイルスの感染対策を徹底します。
※1:UNHCR, Myanmar Emergency Update, 16 August 2021
※2:Assisance Association for Political Prisoners, 28 August 2021
※3:OCHA, Myanmar Humanitarian Update No. 8, 24 June 2021
※4:OCHA, Myanmar Humanitarian Update No. 10, 27 August 2021
関連JPF情報
2021年4月20日 ミャンマー情勢に対する憂慮
プログラム概要
期間 | 2021年10月27日~2023年4月30日 ※プログラム期間を2022年10月26日から2023年4月30日まで延長しました(2022年10月25日) |
---|---|
予算 | 3,000万円(民間資金)、2億3,500万円(政府資金) |
場所 | ミャンマー、タイ |
支援内容 | 食料・物資配布、水・衛生、保健医療、保護、教育 |
※プログラム期間・予算は、現地の状況に応じて適宜見直しを行います。
※安全管理上、ミャンマー国内の事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。
活動地域の地図はこちら
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) |
---|---|---|---|---|
- | ミャンマー国内 | 2022/10/3 | 2022/12/31 | 15,142,047 |
- | ミャンマー国内 | 2022/9/16 | 2023/2/28 | 40,000,000 |
PWJ | タイにおける脆弱なミャンマーの子どもたちへの食糧配付事業 | 2022/9/6 | 2022/12/31 | 10,000,000 |
- | ミャンマー国内 | 2022/9/5 | 2023/2/15 | 20,142,047 |
- | ミャンマー国内 | 2022/9/1 | 2022/12/9 | 9,999,993 |
- | ミャンマー国内 | 2022/9/1 | 2023/1/31 | 59,723,321 |
- | ミャンマー国内 | 2022/8/24 | 2023/3/31 | 41,985,816 |
- | ミャンマー国内 | 2022/8/24 | 2023/3/31 | 29,992,592 |
- | ミャンマー国内 | 2021/11/5 | 2022/5/4 | 10,000,000 |
- | ミャンマー国内 | 2021/11/4 | 2022/3/3 | 8,546,294 |
- | ミャンマー国内 | 2021/10/27 | 2022/4/8 | 9,998,485 |
「ミャンマー人道危機2021」にご寄付お申し出いただいた企業・団体の皆さま
ミャンマー人道危機2021 寄付・支援方法
クレジットカードで寄付
PayPalで寄付
オンライン寄付についてはPayPalをご利用いただきます(利用上限金額につきましてはPayPalアカウントをご確認ください)。PayPalに登録がない方も、クレジットカードを利用してPayPalからご寄付可能です。
銀行振込で寄付
- 銀行名
- 三菱UFJ銀行
- 支店名
- 本店
- 口座種類
- 普通
- 口座番号
- 1732847
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム
- ※三菱UFJ銀行様のご厚意により、三菱UFJ銀行本支店・ATMからの振込手数料は無料です。
郵便振替で寄付
- 銀行名
- ゆうちょ銀行
- 記号と番号
- 00120-8-140888
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジャパンプラットフォーム
- ※通信欄に「ミャンマー人道危機2021」とお書き添えください。
- ※恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。
- ※税制上の優遇措置が受けられます。 寄付金控除 領収書の発行
- ※ご寄付を下さった方は応諾書にてご連絡いただければ幸いです。 応諾書フォーム
- ※領収書の発行をされた方は応諾書は不要です。
- ※企業・団体からの寄付の10%、個人からの寄付の15%を事務管理費として活用し、残りの全額は現地での事業費にあてられます。
- ※ご寄付は今回の「ミャンマー人道危機2021」のために活用させていただきます。ただし、全ての支援事業への助成終了後に残金が出た場合には、次の緊急支援のために活用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
今後起こりうる災害や紛争の緊急初動調査のための資金にご賛同いただける方は、以下の方法でご支援ください。※「ミャンマー人道危機2021」など特定の支援活動へのご寄付ではなく、JPFの活動全般へのご寄付となります。
一般寄付
ゆうちょ口座から寄付する
- 銀行名
- ゆうちょ銀行
- 記号と番号
- 00100-7-757910
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジャパンプラットフォーム
- ※通信欄に「一般寄付」とお書き添えください。
- ※恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。