2023年2月17日(金)開催 オンライン説明会はこちらよりご覧いただけます。
100世帯に対して物資配布を開始
2023年3月15日
トルコ南東部地震の被災者に対する支援を行っているJPF加盟NGOの難民を助ける会は、南東部のシャンルウルファ市中心部および同市ビレジク地区(シャンルウルファ市中心部から100kmほど西の地区)で、100世帯に対して最初の物資配布を行いました。配布したものは防寒用靴下、歯ブラシやせっけんなど衛生用品、生理用品、子供用紙おむつ、食料バスケットです。
トルコ南東部の都市で毛布など配布
2023年2月14日
- 被災地のハタイ県で倒壊した建物 ©AAR Japan
- シャンルウルファ市内の避難所に集まった被災者 ©AAR Japan
- シャンルウルファ県の被災地でシェルターに身を寄せる子どもたち ©AAR Japan
- 避難所に集められた子どもたち ©AAR Japan
- 緊急支援物資を準備するAAR現地職員=トルコ南東部シャンルウルファ県 ©AAR Japan
- 緊急支援物資を準備するAAR現地職員=トルコ南東部シャンルウルファ県 ©AAR Japan
トルコ南東部地震は発生から1週間が経過しましたが、今も倒壊した建物の下から懸命の救出作業が続いています。地震発生直後から現地で支援活動を行っているJPF加盟NGO難民を助ける会(AAR Japan)は、M7.8の最初の大地震の震源地ガジアンテプの東の都市シャンルウルファで支援活動を行っています。シェルターに身を寄せる家族に毛布と子ども用おむつを届けると、保護者から「子どもたちの分だけでも毛布をもらえて本当に助かります」という声をもらいました。またビスケットなどすぐ食べられる食料詰め合わせ、毛布、下着セットを配布しましたが、ニーズが高い子ども用ミルク、医薬品、衛生用品などが不足しています。
支援の行き届かない南部の都市で物資配布
2023年2月13日
ピースウィンズが活動している地域 ©PeaceWinds
- 崩れた建物の前で座り込む行方不明者の家族(アルスズにて2月9日撮影)©PeaceWinds
- 支援物資を受け取る被災者(アルスズにて2月9日撮影)©PeaceWinds
- 支援物資を受け取る被災者(アルスズにて2月9日撮影)©PeaceWinds
- 支援物資が山積みされている避難所(アルスズにて2月9日撮影)©PeaceWinds
トルコ南東部地震はトルコとシリア両国で死者が3万4,000人を超え、国連関係者は犠牲者は現時点の2倍以上になるという見通しを示すなど、被害はさらに広がっています。こうしたなか被災地で緊急初動調査を行っているJPF加盟NGOピースウィンズ(PW)は、トルコ南部ハタイ県で物資配布の支援を進めています。2月8日にはハタイ県イスケンデルンとアンタキヤで食料や日用品を配布したほか、9日には地中海に面した都市アルスズに入り物資支援を行いました。アルスズではパンケーキクラッシュと呼ばれる上層階が折り重なるようにつぶれたホテルで捜索活動が行われていましたが、震源地周辺とは違い支援は行き届いていない様子です。また避難所となっている体育館には支援物資が集まっていますが、管理者もおらず騒然とした雰囲気でした。
加盟NGO難民を助ける会がシャンルウルファ県などで活動を開始
2023年2月10日
- シャンルウルファ県で被災者に支援物資を手渡すAAR職員 ©AAR Japan
- 焚火で暖を取りながら話し合うAAR職員と現地関係者 ©AAR Japan
トルコ南東部地震の甚大な被害を受けて、ジャパン・プラットフォーム加盟NGO難民を助ける会(AAR Japan)が現地での緊急初動調査を開始しました。震源地に近いカフラマンマラシュ県、ガジアンテプ県、ハタイ県などで被害状況の情報を収集し、支援ニーズを調査します。
難民を助ける会のチームは2月6日にイスタンブールを車で出発し、アンカラを経て7日にハタイ県アンタキヤ市に到着しました。このあとカフラマンマラシュ県のパザルジク郡、バウドゥヌサウル郡、ガジアンテプ県のユブゼリ郡とアラバン郡を訪れる予定です。支援する物資としては、毛布、食料、衛生用品などを想定しています。
また難民を助ける会が2013年から継続してシリア難民支援を実施してきたシャンルウルファ県も大きな被害が出ており、すでに2月6日から支援活動を開始しています。シャンルウルファ市行政が設けた避難所において、毛布おむつの配布を実施しています。
加盟NGOピースウィンズがトルコ南東部で緊急初動調査を開始
2023年2月9日
- 南部の町アダナで配布物資を調達 ©Peace Winds
- オスマニエで避難している家族 ©Peace Winds
- 被災したオスマニエの町 ©Peace Winds
- 被災したオスマニエの町 ©Peace Winds
トルコ南東部地震による甚大な被害を受けて、ジャパン・プラットフォームは地震発生当日の2月6日に緊急初動調査の開始を決定、加盟NGOピースウィンズ(PeaceWinds)が現地で活動を開始しています。ピースウィンズのチームはトルコ南部の町アダナで配布物資を調達、震源地に近いオスマニエに入り、避難されている方たちに支援物資を配布しました。配布したのは、水、食料、衛生用品、生理用品などです。避難生活を余儀なくされている家族は「テントは寒いので車中泊をしている」などと語っていました。
報道によればトルコ、シリア両国での死者は2万人を超え、多数の被災者が家を失っており、緊急の支援を続けています。
- 2023年2月8日(プレスリリース)
-
緊急人道支援組織 ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、2月6日にトルコ南東部で起きた大規模な地震により大きな被害が発生していることを受け、本日(2月8日)、トルコと隣国シリアで緊急支援を実施することを決定、これに伴い支援金の受付を開始しました。
シリア国境に近いトルコ南東部のガジアンテプ市付近で6日未明(現地時間)に発生したマグニチュード7.8の地震とその後に起きたマグニチュード7.5の大きな地震などにより、トルコ南部とシリア北部で大きな被害が出ています。AFP通信によれば、トルコ国内で5,894人の死亡が確認、シリアでは1,932人が死亡したとされており、両国での死者はあわせて7,800人以上にのぼっています。犠牲者の数は今後も増える見通しです※1。また多くの建物が倒壊し、救出活動が行われていますが、作業は難航していると伝えられます。現地は雪が降っている地域もあり、緊急のシェルター支援が差し迫った課題です。世界保健機関(WHO)によれば、トルコとシリア両国の被災者の数は最大で2,300万人に上る可能性があるということです※2。
JPFは、地震発生当日の2月6日に緊急初動調査の開始を決定、すでに加盟NGO団体が現地の被災状況とニーズの調査を始めています。被災地域に迅速かつ効果的な支援を届けるため、皆様からの温かいご支援をお願いいたします。
※1 AFP:トルコ地震の死者、7800人超に シリアで誕生直後の女児生還
※2 NHK: WHO「被災者最大2300万人に上る可能性」プログラムの概要
プログラム名 トルコ南東部地震被災者支援2023 支援期間 6か月(初動対応期) 活動予定地 トルコおよびシリアの地震被災地 活動予算 (初期)3,000万円
集まった資金により予算を増額いたします活動予定団体 JPF加盟NGO 6団体(2月8日現在)
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) |
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AAR | トルコ南東部地震の被災者に対する物資配付 | 2023/2/25 | 2023/4/24 | 25,000,000 |
HuMA | トルコ・シリア地震被災者に対する保健医療支援のための初動調査 | 2023/2/15 | 2023/3/3 | 2,982,600 |
JEN | トルコ南東部で被災した人びとを対象とした緊急食糧・物資配布支援 | 2023/2/24 | 2023/5/26 | 30,696,507 |
PARCIC | トルコにおける地震被災者への食糧及びNFI支援 | 2023/2/15 | 2023/4/30 | 20,000,000 |
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