国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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ガザ地区人道危機緊急対応

  • ©PARCIC ©PARCIC
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ガザ地区の子どもたちにグループサポートを実施

2022年9月30日

  • 子どもたちにグループサポートを実施 ©CCP子どもたちにグループサポートを実施 ©CCP
  • バウチャーで物資を購入する被災者 ©CCPバウチャーで物資を購入する被災者 ©CCP

昨年5月のガザ地区における武力攻撃で被災した障がい者などへの緊急医療・生活物資提供を行っているJPF加盟NGOパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)は8月、グループサポートを4回実施、のべ276人が参加しました。グループサポートでは、苦痛に対する耐性、ポジティブシンキングに関する経験の共有やグループワークを行いました。また50世帯へ食料・生活物資配布を実施しました。近隣スーパーや量販店などでバウチャーを使用する方式で行い、各世帯のニーズに合った物資を配布することができました。

鶏の成長具合を確認

2022年8月31日

  • 支援を受ける女性養鶏農家 ©PARCIC支援を受ける女性養鶏農家 ©PARCIC

パレスチナ・ガザ地区で被災農家の生計再建支援を行っているJPF加盟NGOパルシック(PRCIC)は、養鶏用飼料を保管場所の倉庫から養鶏農家50 世帯の養鶏場まで輸送、配付しました。また、提携団体スタッフと酪農専門家が各養鶏場を回り、鶏の成長具合を確認し、農家への技術指導も実施したました。

負傷者ケアと食料・生活物資の配布

2022年5月31日

  • 補助装具使用したリハビリ ©CCP補助装具使用したリハビリ ©CCP
  • 物資を購入する被災者 ©CCP物資を購入する被災者 ©CCP

パレスチナ・ガザ地区で負傷者ケアや理学療法治療と補助装具の提供を行っているJPF加盟NGOのパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)の支援により、4月は131人が計444回(平均3.38回)の理学療法治療を受けました。また物資配布用のバウチャーを配り、205世帯へ食料・生活物資配布を行いました。被災世帯からは、子どもがたのしみにしている食事がようやく準備できそうだといった喜びの感想を多く聞くことができました。

負傷者を自宅でリハビリ

2022年4月26日

  • 自宅でのリハビリ ©パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan)自宅でのリハビリ ©パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan)

ガザ地区で支援活動しているJPF加盟NGOのパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)は、負傷者ケアや理学療法治療の提供を行っています。3月は129人が計298回の理学療法治療を受けました。このほか、心理士が被災者の自宅を訪問し255人に面談を行いました。2021年5月のガザでの軍事衝突から10カ月経過しても、治療を十分に受けられていない人が依然として多い状況です。

被災した障がい者などへの支援

2022年3月14日

JPF加盟NGOのパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)は、ガザ地区への攻撃によって被災した障がい者、脆弱世帯への緊急医療・生活物資提供を通じた復興支援を開始しています。支援対象者へのニーズ調査や心理サポートなどを実施し、負傷者や障がい者が必要な治療やリハビリを受けられるように努めていきます。

プログラム期間の延長

2022年2月4日

  • 食料の配布 ©PARCIC食料の配布 ©PARCIC

ガザ地区人道危機緊急対応は、支援の必要性を考慮して、プログラム期間延長と予算増額によって、支援活動を継続していきます。詳細は、プログラム概要タブをご覧ください。

ガザ地区北部における下水管の設置

2022年1月6日

  • 下水管設置現場の確認 ©Save the Children下水管設置現場の確認 ©Save the Children

JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、イスラエル軍の空爆によって、下水ポンプ場が破壊されたガザ地区北部のベイト・ラヒヤにおいて、下水管設置の事業を実施してきました。排水システムの機能を回復させることは、環境・健康面でのリスクの低減に繋がります。

  • 下水管設置前 ©Save the Children下水管設置前 ©Save the Children
  • 下水管設置後 ©Save the Children下水管設置後 ©Save the Children

JPFはパレスチナ・ガザ人道支援も継続しています。詳しくはこちら

ガザ地区の被災農家への支援

2021年12月8日

  • 養蜂農家への配布物の確認 ©PARCIC養蜂農家への配布物の確認 ©PARCIC

イスラエル軍による空爆で、大きな被害を受けたガザ地区において、JPF加盟NGOのパルシック(PARCIC)は、被災した農家などへの支援を行っています。例えば、支援においては、養蜂農家の生産再開のための物資配布なども実施しています。

JPFはパレスチナ・ガザ人道支援も継続しています。詳しくはこちら

ガザ地区の被災者の生活再建を目指して

2021年11月12日

  • 緊急支援物資 ©PARCIC緊急支援物資 ©PARCIC

5月のイスラエル軍による空爆で、大きな被害を受けたガザ地区とそこに暮らす人々。元々、人道支援の必要な状態にあった同地区において、人道状況の更なる悪化を防ぐために、ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOは、支援活動を継続しています。パルシック(PARCIC)は、被災した農家への食料配布や生産再開のための支援を行っています。

JPFはパレスチナ・ガザ人道支援も継続しています。詳しくはこちら

PARCICのレポートはこちら

ガザの人々の暮らし

2021年9月

軍事封鎖下にあり、数年おきに戦闘が起きるガザですが、子どもにより良い人生を歩んでほしいと願う親の思いは変わりません。5月10日から21日まで、ガザはイスラエルとの間で11日間の戦闘状態でしたが、そのすぐ後に学生たちの将来のかかった全国一斉試験が実施されました。自身の子どもも試験を受けたPARCICの現地スタッフが、世界中どこでも変わらない、家族の支え合う様子をレポートしています。
是非ご一読ください。
https://www.parcic.org/report/palestine/palestine_learn/19720/

衝突から4か月、癒えないガザの子どもたちの心の傷

2021年9月

5月10日から21日の停戦まで、イスラエル軍による空爆や砲撃の範囲は、200万人が暮らすガザ地区の全土におよび、66人の子どもを含む256人が死亡しました。空爆によって、子どもたちはひどい心の傷を負いました。現地で支援を続けるパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)が取材に応え、「将来について、前向きに考えられないという状態が起こってしまうので、子どもたちへの心理サポートを提供していく。重点的に行っていきたいと思います」と話しました。

現地の子どもたちの様子です、是非ご覧ください。
TBS News 衝突から4か月・・・癒えないガザの子どもたちの心の傷

ガザ地区での水・衛生支援

2021年8月

今年5月以降にイスラエル軍による空爆や砲撃が行われ、ガザ地区では多数の死傷者が出るなど大きな被害を受けました。加えて、基礎的なインフラが破壊され、住居、電力供給、保健サービス、水・衛生などに影響が出ています。JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、8月よりガザ地区での支援を開始。水・衛生施設が破壊され、下水があふれるなどして、人々の健康リスクが脅かされているため、下水管を新たに設置し排水システムを機能させるための支援を行っています。

JPF加盟NGOのガザ地区への支援

2021年7月24日 20:00

ガザ地区では5月の停戦後も空爆が行われ、多くの被害が出ています。
JPF加盟NGOは紛争で影響を受けている方々へ緊急支援を開始しています。食料や衛生用品などの生活必需品が不足する方々への物資配布、武力攻撃に巻き込まれて負傷した方々や障がい者の方々への医療の支援などを行っています。

ガザ地区への緊急支援

2021年7月20日

JPFは、複数年で実施しているパレスチナ・ガザ人道支援に加えて、5月のイスラエルとの衝突によるガザ地区での人道状況の悪化を考慮し、新たに「ガザ地区人道危機緊急対応」プログラムを立ち上げて、以下の事業を開始しています。今後も加盟NGOの支援事業については、ウェブサイトやSNS等で報告していきます。

CCP 2021年5月のガザ地区における武力攻撃で被災した障がい者、脆弱世帯への緊急医療・生活物資支援事業
PARCIC ガザ地区被災農家の生計再建支援
PWJ ガザ地区における紛争被害者への物資配布支援

プレスリリース「ガザ地区人道危機緊急対応」プログラムの出動決定

2021年6月1日 20:31

  • 空爆で破壊された建物 ©PARCIC空爆で破壊された建物 ©PARCIC

JPFは、イスラエルからの攻撃によって深刻な被害を受けたパレスチナ・ガザ地区における避難住民等への緊急支援を、5月28日に決定しました。
今回のガザ地区への空爆等による被害の影響で、水衛生、保健医療、食糧、教育等において更なる支援の必要性が生じたことから、新たな支援プログラムを立ち上げて、加盟NGOや現地提携団体と共に、同地区での人道危機の悪化を防ぐための支援を迅速に展開していきます。
支援状況につきましては、随時、ご報告いたします。
プレスリリースはこちら

●2021年6月1日(プレスリリース

NGO、政府、経済界の連携によって2000年に設立された緊急人道支援組織、ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、イスラエルからの攻撃によって深刻な被害を受けたパレスチナ・ガザ地区における避難住民等への緊急支援を、5月28日に決定しました。

<概況>

  • 5月10日から21日の停戦まで、イスラエル軍による空爆や砲撃の範囲は、200万人が暮らすガザ地区の全土におよびました。同月27日までに66人の子どもを含む256人が死亡、約2,000人が負傷し、113,000人が安全を求めて、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の運営する59の学校施設やホストコミュニティへの避難を余儀なくされました。また、空爆等により全壊もしくは深刻な被害を受けた住居は2,000以上に上ります
  • 医療機関は新型コロナウイルス感染者に加えて、負傷者の治療に対応することでひっ迫しています。インフラの損傷により、停戦後も、毎日18~20時間の停電を引き起こし、数十万人に影響を与えています。発電機による電力供給のための燃料が不足しており、保健医療サービスの提供そのものが困難な状況にあります。また、上下水道や井戸等を含む水衛生施設も電力不足の影響を受け、ガザ地区の人々への水供給量が減少し、80万人が安全な水道水へのアクセスのない状態に置かれています※。
  • 空爆等の影響や爆発性戦争残存物(Explosive Remnants of War : ERW)のリスクなど、人々の間での心理社会的ストレスの高まりも懸念されています。また、58の学校が空爆による被害を受けているほか、7万人以上が避難していたUNRWA運営の59の学校も、再開前の復旧作業が必要です。これまでも新型コロナウイルス感染防止の影響で繰り返し中断されてきている、子どもたちへの安全な教育機会の提供も喫緊の課題となっています

JPFは、2014年8月にパレスチナでの支援活動を開始し、現在は「パレスチナ・ガザ人道支援」をを実施しております。今回のガザ地区への空爆等による被害の影響で、水衛生、保健医療、食糧、教育等において更なる支援の必要性が生じたことから、新たな支援プログラムを立ち上げて、加盟NGOや現地提携団体と共に、同地区での人道危機の悪化を防ぐための支援を迅速に展開していきます。

支援状況につきましては、随時、JPFウェブサイト、Facebookでご報告いたします。

※:OCHA, Response to the escalation in the oPt, Situation Report No.1 (21-27 May 2021)

プログラム概要

期間 2021年7月9日~2022年9月4日
※期間延長により、終了日は2022年1月4日から2022年9月4日に変更(2021年12月17日)
予算 2億5,929万6,218円(政府資金)
※1億5,929万6,218円から2億5,929万6,218円に増額(2021年12月17日)
対象地 パレスチナ・ガザ全域
支援内容 保護、シェルター、NFI、食糧、保健医療、水・衛生、教育など

活動地域の地図はこちら

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
PWJ ガザ地区における紛争被害世帯の若者へのキャッシュ・フォー・ワーク(CfW)事業 2022/4/1 2022/8/15 20,000,000
CCP 2021年5月のガザ地区における武力攻撃で被災した障がい者、脆弱世帯への緊急医療・生活物資提供を通じた復興期への移行支援事業 2022/2/14 2022/10/4 50,000,000
PARCIC ガザ地区被災農家の生計再建支援第2期 2022/2/15 2022/8/31 30,000,000
SCJ ガザ地区北部ベイト・ラヒヤにおける下水管設置事業 2021/8/1 2021/12/31 32,434,822
PARCIC ガザ地区被災農家の生計再建支援 2021/7/13 2022/1/4 33,500,000
PWJ ガザ地区における紛争被害者への物資配布支援 2021/7/13 2022/2/28 46,900,000
CCP 2021年5月のガザ地区における武力攻撃で被災した障がい者、脆弱世帯への緊急医療・生活物資支援事業 2021/7/9 2022/2/14 46,461,396