パキスタン地震越冬支援2019
支援プログラムは終了しました。ありがとうございました。
JENがパキスタン地震越冬支援のモニタリングを実施
2020年5月28日 23:30
- ©JEN
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JPF加盟の NGO JEN はJPF助成事業として実施した、パキスタン・カシミール地方ミルプール県の地震被災者を対象とした防寒物資の提供および心理社会的サポート事業に関するモニタリングを行いました。
JENの事業により、地震で住む場所をなくし寒さの中で過ごしていた640世帯が防寒テントなどを受け取ることが出来ました。
さらに、地震で心理的苦痛を受けた人々への心理社会教育セッションを実施。住む家を失い、精神的にも生活再建に不安を抱えた受講者の方々は、心理の専門家から心理的な苦痛から抜け出す方法を学びました。
一方で、これらのセッションは新型コロナウイルスの影響により、一つの場所に集まってのグループワークが難しくなったため、代わりに、FMラジオ放送や地元テレビ、ソーシャルメディア通信などを通して実施しました。
詳しくはこちら
https://bit.ly/2ZAsl6j
※JPFによる緊急支援は5月で終了いたしました。
JENのカシミール地方での支援
2020年4月30日 20:00
- 3月に実施した心理社会的セッションの様子 ©JEN
JPF加盟NGOのJENは、JPF助成事業として、パキスタン・カシミール地方ミルプール県の地震被災者を対象とした防寒物資の提供および心理社会的サポート事業を継続中。
9月にパキスタンで発生した大規模な地震。
JENはこの地震で屋外やテントでの生活を強いられていた被災者の方々に、越冬のため防寒テントの配布などの支援を実施。また、被災してしまい、生活の再建に多くの不安を抱えている方々に、心理社会的サポートとして心理学者によるセッションなども開催しました。また、新型コロナウイルスが拡大し始めてからは、いくつかの業務を遠隔で行うなど、感染予防に留意して、事業を進めています。
JENによる越冬支援の進捗
2020年3月5日 19:27
- ©JEN
JPF加盟NGO ジェン(JEN)は、9月にパキスタンのアーサード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域で発生した地震により、屋外やテントでの生活を強いられているパキスタンの被災者が越冬するための緊急支援として、裨益者の確認が済んだ世帯に対する防寒テントなどの配布を実施しています。
2月初旬の時点で、全体となる640世帯の確認を終え、防寒テントと関連する非食料品を配布しました。また、不安を抱え心理社会的サポートを必要とする人々の特定も開始しています。
▼JENのレポートはこちら
http://jenhp.cocolog-nifty.com/jen_pakistan/
JENが防寒テントの配布を開始
2020年2月5日 19:30
- 完全に破壊された、いくつかの家の様子 ©JEN
JPF加盟NGO ジェン(JEN)は、9月にパキスタンのアーサード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域で発生した地震により、屋外やテントでの生活を強いられているパキスタンの被災者が越冬するための緊急支援として、裨益者の確認が済んだ世帯に対する防寒テントなどの配布を開始しています。
また、不安を抱える被災者のこころのケアに重点をおいた心理社会的サポートの事業も実施します。
JENが防寒物資の提供と心理社会的支援を開始
2020年1月16日 15:00
- 地震被害のあったパキスタンAJK地域の様子 ©JEN
JPFは、9月にパキスタンのアーサード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域で発生した地震により、屋外やテントでの生活を強いられているパキスタンの被災者が越冬するための緊急支援の実施を決定。JPF加盟NGOのジェン(JEN)が、1月より、カシミール地方ミルプール県の地震被災者を対象とした防寒物資の提供や心理社会的サポートの事業を開始しています。
▼JENの活動はこちら
https://www.jen-npo.org/n/news/17882
出動を決定しました
2019年12月4日 21:00
- 地震被害のあったパキスタンAJK地域の様子 ©JEN
JPFは、9月にパキスタンで発生した地震により、屋外やテントでの生活を強いられているパキスタンの被災者が越冬するための緊急支援の実施を決定しました。
JPFは、JPF加盟NGO等と連携しながら被害状況の把握とニーズ調査を進め、その結果を鑑み迅速に支援を展開してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、Facebookでご報告いたします。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、9月にパキスタンで発生した地震により、屋外やテントでの生活を強いられているパキスタンの被災者が越冬するための緊急支援の実施を、12月2日に決定しました。
<概況>
- パキスタンのアーザード・ジャンムー・カシミール(AJK)地域では、2019年9月24日にマグニチュード5.8の地震が発生、その後、9月26日と10月6日にも2回の余震が同地域に発生し、AJK地域のミルプール県とビンバー県などに甚大な被害をもたらしました※1。10月18日時点のパキスタン政府の報告によると、死傷者は785名(死者39名、負傷者746名)、崩壊した家屋は7,465戸(全壊1,756戸、一部崩壊5,709戸)、崩壊したビルは141棟(全壊9棟、一部崩壊132棟)に上っています※1。
- 地震被害への対応については、パキスタン国家防災管理局(NDMA)と州防災管理局(SDMA)が、国際機関やNGOとも協力しながら支援活動を進めている一方で、10月下旬以降、気温が急激に低下している被災地では、越冬支援といった緊急支援のニーズが新たに発生しています。
- AJK地域のミルプール県とビンバー県では、家屋の被害を受けた多くの被災者が、屋外や通常のテントで生活しており、平均最低気温が一桁台まで下がる12月以降は、通常のテントで冬を越すことは難しく、健康状態の悪化なども懸念されます。しかしながら、防寒テントのニーズが高い中、パキスタン政府は6,000張のテントの支給を決定しているものの、依然として3,500張が不足していると見られます(11月15日以前)。
- このような状況下で、JPF加盟NGO CWS Japanの現地パートナー団体は、ミルプール県において、防寒テント240張、衛生キット1,100個を配布しました。今後のJPF加盟NGOの支援では、防寒テントやテント内での生活に必要なビニールシート、タール塗防水シート、毛布/キルト等の配布を中心に行う計画です。
JPFは、現地行政やJPF加盟NGOと連携しながら被害状況の把握とニーズ調査を進め、その結果を鑑み迅速に支援を展開してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウエブサイト、Facebookでご報告いたします。
出典:ACTED, 30 September 2019, p1.
※1:Government of Pakistan Prime Minister's Office National Disaster Management Authority, NDMA Situation Report No. 19-Mirpur Earthquake 2019, 11 October 2019, p1.
プログラム概要
期間 | 4か月(初動対応) |
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予算 | 5,000万円(政府支援金2,500万円、民間資金2,500万円) |
対象地 | パキスタン・イスラム共和国AJK地域 |
支援内容 | 防寒テント及びテント内で使用するビニールシート、タール塗防水シート、毛布/キルト等のNFIの配布 |
加盟NGOの1団体:JEN
団体名 | 事業名 | 開始日 | 終了日 | 事業予算(円) |
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JEN | パキスタン・カシミール地方ミルプール県の地震被災者を対象とした防寒物資の提供および心理社会的サポート事業 | 2020/1/13 | 2020/5/12 | 25,000,000 |