国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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イラク北部・シリア北部緊急支援

  • 2 飢餓をゼロに
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 6 安全な水とトイレを世界中に

プログラムは終了しました。ありがとうございました。

  • バルダラシュ難民キャンプに到着する新たなシリア難民 ©PWJ バルダラシュ難民キャンプに到着する新たなシリア難民©PWJ
  • バルダラシュ難民キャンプでのテント設営(※JPF助成事業ではありません)©PWJ バルダラシュ難民キャンプでのテント設営(※JPF助成事業ではありません)©PWJ
  • シリア難民への灯油の配布(※本プログラム以前のJPF助成事業)©IVY シリア難民への灯油の配布(※本プログラム以前のJPF助成事業)©IVY

彩り豊かなシリアの魅力を知る

2021年3月16日 20:00

2011年3月に勃発したシリア内戦から10年が経ちました。
長期化する紛争、新型コロナや経済制裁による物価の上昇など、シリアの人びとの苦しい生活は今も続いています。

JPFは、シリア国内で国内避難民の子どもたちへの保健、栄養支援などを実施しています。
25日に、JPF加盟NGOのパルシック(PARCIC)によるシリアを知るオンラインイベントが開催されます。内戦前のシリアを深く知るゲストスピーカーたちがシリアの魅力を語ります。

「シリアと聞くと、「内戦」や「難民」という言葉が連想されますが、それはシリアを表現するほんの一部でしかありません。内戦が起きる前は、シリアは日本よりも安全な国と言われていました。初対面でも「家でお茶でも飲んでいきなよ。」と気軽に話しかけてくるシリア人の温かさこそが、シリアの魅力だという人も多くいます。」

―3月25日オンライン開催―
シリア内戦から10年 第1回「私の好きなシリア~砂漠、スーク、農村~」
https://www.facebook.com/events/2932385600342214/

JPF加盟NGO、シリア北部で物資配布

2021年2月26日 16:00

シリアの北部では、戦闘により多くの人々が避難を余儀なくされています。
多くの住居、学校や病院などインフラが破壊されているとともに、生計手段である農地の破壊、新型コロナウイルス拡大の影響もあり、多くの人々が困窮した状況に置かれています。

JPF加盟NGOは、食糧難に陥っており、必要な衛生用品を入手することが出来ていない避難民の方々に食糧キットと、衛生用品キットを配布しました。

食糧は、食用油や米、サーディン缶、レンズ豆など、衛生用品は、トイレットペーパーや生理用品など生活に欠かせないものが入っています。

※安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。

シリア国内で、水衛生支援

2021年1月28日 14:00

JPF加盟NGOは、シリアの国内避難民(IDP)の方々への水衛生支援事業を実施しました。

2011年のシリア内戦の開始以降、多くの方々が元住んでいた場所を追われました。IDPの方々は多くが、過密状態や、水衛生サービスの整っていない場所など、劣悪な環境の下での避難生活を余儀なくされています。

JPF加盟NGOは、IDPキャンプの避難民の方々に、安全な飲料水の提供や、共有トイレの修繕・清掃、衛生キットの提供など、また、収集が追い付かず放置・蓄積され、細菌やウイルスの発生源となってしまっているゴミの収集などの支援を実施しました。さらに、COVID-19の感染拡大を予防するための啓発活動の実施も行い、人々の衛生行動の改善を支援しました。

※安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。

シリア国内での国内避難民支援

2020年12月22日 17:00

シリアでは国内の混乱によって、多くの国内避難民の方々が厳しい衛生環境の中での生活を強いられています。
JPF加盟NGOが、6月より実施していた衛生キット配布と給水事業が今月完了しました。こちらの事業では、特に困窮した国内避難民750世帯に対し、生活に必要な最低限の衛生用品である、石鹸、生理用ナプキン、新型コロナウイルス感染予防のマスクなどが入ったキットを配布。
さらに、安全な水の提供も実施することで、避難民の方々の衛生環境と健康状態の改善のため支援をしました。

※安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。

JPF加盟NGO、母子への保健・栄養支援

2020年11月30日 18:00

シリア国内の事業対象地での人道状況の悪化により、国内避難民の子ども、養育者や妊婦など、脆弱な立場におかれている方々は、基礎的な保健・栄養サービスが受けられず、子どもの急性栄養不良などの大きな影響が及んでいます。

JPF加盟NGOは、緊急保健・栄養支援を実施しています。
妊婦や授乳中の女性への栄養カウンセリングや、子どもの栄養ケアなどの支援を届けています。

※安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。

JPF加盟NGO、国内避難民へ支援

2020年10月30日 23:50

JPFは、激しい戦闘により避難を余儀なくされている方々などに向け、シリア国内で支援を実施しています。

避難生活では多くが十分な量の水や衛生環境が確保できていません。
JPF加盟NGOは、国内避難民を対象に、生活に必要な最低限の衛生キットや安全な水の提供、衛生啓発セッションなどを実施中です。
衛生キットは、石鹸や洗剤、生理用ナプキンやトイレットペーパーをはじめとして30種類ほどの衛生用品が入っています。配布は新型コロナウイルスの感染対策をしたうえで実施しており、衛生啓発セッションも少人数で換気をしながら実施をしています。
支援を通し、避難民の方々の衛生環境、健康状態の改善に貢献しています。

※安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。

JPF加盟NGO、シリア国内で支援中

2020年9月30日 4:30

JPFは、シリア国内で脆弱な立場に置かれている方々のため、加盟NGOと協働し支援を実施しています。

激しい戦闘によって多くの方々が避難を余儀なくされているシリア国内。
JPFは、食べるものや、清潔に過ごすための衛生用品を手に入れることが出来ない方々への食料・衛生用品キット配布や、母子が健康に過ごせるための保健・栄養支援、安全な水へのアクセス確保のための給水支援などを行っています。

イラク北部・シリア北部緊急支援を実施中

2020年8月26日 21:00

  • イラクのバルダラシュ難民キャンプで配布の列に並ぶ子どもたち ©IVYイラクのバルダラシュ難民キャンプで配布の列に並ぶ子どもたち ©IVY

2019年10月のトルコ軍のシリア北東部への軍事作戦開始により、多くのシリア難民の方々が隣国のイラクに逃れました。
イラク・シリアの人道支援の実績のあるジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOは、イラクのバルダライ難民キャンプやガウィラン難民キャンプにおいて、緊急支援を実施。
本プログラムは、現地の状況に鑑み、11月2日まで延長され、現在は、シリア北部の国内避難民に対して、食糧、衛生用品の配布、給水支援などを実施しています。

イラク北部・シリア北部緊急支援の継続

2020年7月22日 23:00

  • ガスコンロのセッティング中 ©IVYガスコンロのセッティング中 ©IVY

2019年10月のトルコ軍のシリア北東部への軍事作戦開始により、多くのシリア難民の方々が隣国のイラクに逃れました。
これまでに、ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOのピースウィンズ・ジャパン(PWJ)やIVYが難民の方々が暮らすイラクのバルダライ難民キャンプやガウィラン難民キャンプにおいて、緊急支援を実施。IVYの支援では、「家族に温かい料理を食べさせたい」というお母さんたちの声に応えて、ガスコンロセットを配布しました。
6月終了予定であった本プログラムは、現地の状況に鑑み、11月まで延長され、現在は、シリア国内で事業を実施しています。

▼イラク北部シリア北部緊急支援
https://www.japanplatform.org/programs/iraq-syria-urgent2019/

難民キャンプでIVYがガスコンロを配布しました

2020年6月13日 6:00

  • ©IVY©IVY
  • ©IVY©IVY

2019年10月のトルコ軍のシリア北東部への軍事作戦開始により、多くのシリア難民の方々が隣国イラクに逃れました。

難民の方々が暮らすイラクのキャンプでは、ガスコンロがなく、非常に時間のかかる暖房用のストーブで何とか調理をしていましたが、「家族に温かい料理を食べさせたい」というお母さんたちの声が聞かれていました。

その声にこたえ、JPF加盟NGO IVYは、JPF助成事業として、年明けよりガスコンロセットの配布を開始。しかし、新型コロナウイルスの影響で、一時、新しく避難してきた世帯に配布ができずにいました。
その後ようやく政府の許可がおり、ガスコンロとガスの補充を待ちわびていた合計2,600世帯以上に配布が完了。人と人との間隔をあけて列に並んでいただいたりと、感染予防に配慮して支援を届けることが出来ました。

支援を受けた男性は、「以前は灯油ストーブを使ってごはんを作っていましたが、すごく煙が出るので、ストーブを使うのをやめて、3カ月間缶詰を食べていました。今はこのガスコンロのおかげで毎日温かくて美味しいごはんをつくることができています」とインタビューに答えてくださいました。

詳しくはこちら
https://bit.ly/36stvCi

プログラム期間の延長

2020年5月14日 21:00

  • ©IVY©IVY

JPFは、2019年10月9日のトルコ軍による軍事作戦により、イラク北部に流入したシリア難民への緊急支援を実施しています。

JPFは現地の状況を鑑み、プログラム期間を2020年11月2日まで延長し、事業予算を2億7,000万円に拡大しました。今後の事業については、随時、ウェブサイトとSNSで報告いたします。

IVYによる物資配布~温かいごはんを食べられるように~

2020年4月28日 22:00

  • ©IVY©IVY
  • ©IVY©IVY

JPFは、2019年10月9日のトルコ軍による軍事作戦により、イラク北部に流入したシリア難民への緊急支援を実施中。JPF加盟NGO IVYは、難民キャンプで暮らす人々が、温かいごはんを食べるために必要な、ガスコンロの配布やガスの補充などの支援を実施しています。

IVYによるガスコンロなどの配布

2020年3月17日 17:30

  • ©IVY©IVY

JPFは、2019年10月9日のトルコ軍によるシリア北部での軍事作戦により、新たに発生したシリアの国内避難民とイラクに流入したシリア難民への緊急支援を実施しています。

JPF加盟NGO IVYは、イラク北部に新たに流入したシリア難民への生活物資配布事業を実施しています。物資として、ガスコンロを配布し、ガスの補充なども行っています。

難民キャンプで暮らす家族が、温かいごはんを食べられる環境が整うことを願っています。

JPF加盟NGOによる支援活動

2020年2月29日 19:00

  • バルダラシュ難民キャンプに到着したシリア難民 ©PWJバルダラシュ難民キャンプに到着したシリア難民 ©PWJ

JPFは、2019年10月9日のトルコ軍によるシリア北部での軍事作戦により、新たに発生したシリアの国内避難民とイラクに流入したシリア難民への緊急支援を実施するため、11月7日に出動を決定。

現在、JPF加盟NGO IVYピースウィンズジャパン(PWJ)が、イラクのバルダラシュ難民キャンプやガウィラン難民キャンプにおいて生活物資配布、給水、キャンプ整備支援などを実施しています。

 

今回のアメリカとイランの衝突は、難民支援にも影を落としています。

2020年1月10日 17:02

JPF加盟の 認定NPO法人 IVY はイラクで難民や避難民支援を実施中です。
しかし、IVYのイラク事務所のあるエルビルという都市に、イランによる米軍基地への報復攻撃が。

幸い事務所スタッフは無事でしたが、今後の緊張の高まりによっては支援に影響が出ることも懸念されます。

▼IVYの記事はこちら
http://ivyivy.org/activity-news/8504/

IVYによる生活物資の配布

2019年12月28日 12:00

JPFは、10月9日のトルコ軍によるシリア北部での軍事作戦により、新たに発生したシリアの国内避難民とイラクに流入したシリア難民への緊急支援を実施するため、11月7日に出動を決定。そして、12月、JPF加盟NGO IVYが、「イラク北部緊急対応-新規シリア難民に対する生活物資配布事業」を開始しています。

▼IVYについてはこちら
http://ivyivy.org/

ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、トルコ軍によるシリア北部での軍事作戦により、新たに発生したシリアの国内避難民とイラクに流入したシリア難民への緊急支援を実施するため、11月7日に出動を決定しました。

<概況>

  • 2019年10月9日のトルコ軍によるシリア北部での軍事作戦展開後、国境地帯ではクルド人勢力に対する空爆や砲撃が続き、22日、トルコとロシアは、クルド人勢力の撤退、ラスアルラインなど一部地域のトルコ管轄の維持、合同パトロールの実施などの条件で合意しました。合意期限の28日には、クルド人勢力は国境からシリア側に30km離れた地点までの退去を開始しましたが※1、ラスアルタインなどでは、散発的な衝突が続いています。
  • 10月9日以降に発生した シリア国内の国内避難民は約4万5,000人の子どもを含む約10 万8,000人に上ります(10月31 日時点)※2。そのうち約9万1,000人がホストコミュニティに身を寄せ、約1万6,000人が学校などを利用した避難シェルターや国内避難民キャンプに避難しています。
    戦闘により給水施設や配電所等のインフラが被害を受けているほか、物資輸送のための幹線道路 も一部 閉鎖しているため、国連機関を中心に、国内避難民に対する食糧やテント、越冬のための生活物資、水や医薬品の配布を実施しています。今後も不安定な情勢が続くと見られ、新たな国内避難民の発生が懸念されます※3。
  • イラクでは、10月14日以降、国境付近へも避難を余儀なくされたシリアの人々が連日到着し、イラク北部へ流入した新規シリア難民は1万3,634人に上り(11月3日時点)※4、ニナワ州のバルダラシュ難民キャンプやドミズ難民キャンプに移送されています。
    イラクの州政府や国連機関、NGO等は、シェルター、生活物資、水衛生、食糧、保護等の支援を行っていますが、日々流入し続けるシリア難民により、バルダラシュ難民キャンプは25日で収容可能人数に達し、次の受け入れ先としてガウィラン難民キャンプにテントを緊急設営し対応しています。今後、新たな受け入れ場所の確保、越冬を含む生活物資配布等が喫緊の課題となっています。
  • このような状況下で、JPFは、食糧配布、生活物資配布、給水支援、キャンプ整備などの支援を決定。現在、シリアやイラクでの支援実績を持つJPF加盟NGOが、専門性を活かした支援の実施を検討しています。

JPFは、現地行政やJPF加盟NGOと連携しながら被害状況の把握とニーズ調査を進め、その結果を鑑み迅速に支援を展開してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウエブサイト、Facebookでご報告いたします。

※1 Al Jazeera, SDF Begins Withdrwal from Syria-Turkey Border, 27 October 2019
※2 
UNOCHA Syria Flash Update #11, https://reliefweb.int/report/syrian-arab-republic/syria-flash-update-11-humanitarian-impact-military-operation-north, 31 October 2019
※3 UNHCR, UNHCR Syria Situation Report for the North East Syria Humanitarian Emergency As of 26 October 2019, 26 October 2019
※4 UNHCR Inter-Agency Operational Update - Iraq , https://reliefweb.int/report/iraq/unhcr-inter-agency-operational-update-iraq-3-november-2019, 3 November 2019

プログラム概要

期間 2019年12月3日~2020年11月2日
※プログラム期間を2020年6月2日から2020年11月2日まで延長しました(2020年4月28日)
予算 2億7,000万円(政府支援金)
※1億5,000万円から2億7,000万円に拡大(2020年4月28日)
対象地 イラク北部、シリア北部
支援内容 シリアの国内避難民及びイラクに新規に流入したシリア難民を対象とした緊急支援

活動地域

活動地域(PDF 248KB) 2021年4月5日時点

イラク北部・シリア北部緊急支援 活動地図

事業一覧

最新の事業内容・助成予算・助成期間をご覧いただけます。

事業一覧(PDF 206KB) 2021年4月5日時点

イラク北部・シリア北部緊急支援 事業一覧

加盟NGOの2団体:IVY/PWJ
※安全管理上、シリア国内における事業については活動団体名と事業名を記載しておりません。

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
シリア国内 2020/8/15 2021/3/30 20,000,000
シリア国内 2020/7/21 2020/11/30 20,000,000
シリア国内 2020/7/3 2020/12/31 19,936,475
シリア国内 2020/6/17 2021/1/2 2,000,000
シリア国内 2020/6/6 2020/11/2 2,000,000
シリア国内 2020/6/5 2020/12/2 2,000,000
シリア国内 2020/1/10 2020/10/2 40,000,000
PWJ イラク北部における新規シリア難民への緊急支援 2019/12/10 2020/4/30 70,000,000
シリア国内 2019/12/9 2020/3/31 20,000,000
IVY イラク北部緊急対応-新規シリア難民に対する生活物資配布事業 2019/12/3 2020/5/31 20,000,000

現地からの声

生活必需品を届けてくださり感謝しています
イブラヒムさん(39歳)

現地からの声私たち家族は2020年1月にバルダラシュキャンプへ逃れてきました。当初は調理器具 がなく、焚き火で調理しており、とても時間 がかかっていました。ガスコンロが配られて、 ご飯支度の時間が短くなり、楽になったと妻はとても喜んでいます。毎日の生活に欠かせ ない物だからこそ、この支援に本当に感謝しています。(2019年度IVY事業より)

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