国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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ベイルート大規模爆発被災者支援

  • 2 飢餓をゼロに
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

支援プログラムは終了しました。ありがとうございました。

  • 物資配布の様子 ©PARCIC物資配布の様子 ©PARCIC
  • 食糧バスケットの配布 ©PARCIC食糧バスケットの配布 ©PARCIC

2020年度年次報告書でベイルート大規模爆発被災者支援を紹介しています

2021年7月28日

  • 食料配布の様子 ©PARCIC食料配布の様子 ©PARCIC

2020年8月にレバノンの首都ベイルートで発生した大規模爆発の被災者に対して、JPFは、食糧配布、家屋修繕の他、障がい者のリハビリ支援、子どもや障がい者への心理社会的サポートを実施しました。2020年度年次報告書では、加盟NGOが実施した家屋修繕支援の受益者の声も紹介しています。

2020年度年次報告書WEB版はこちら
https://www.japanplatform.org/about/ar/2020.html

PARCICの活動報告

2021年6月15日

JPF加盟NGO PARCICは、2020年8月にベイルートで起こった大規模爆発による被災者の支援を実施してきました。
5月13日に終了した支援活動について、同団体のウェブサイトで報告しています。
PARCICのレポートはこちら

SCJによる子どもの保護の実施

2021年5月5日 23:00

  • ©Save the Children©Save the Children

JPF加盟NGOは、昨年8月に発生したレバノンの首都ベイルートにおける大規模爆発の被災者支援事業を継続しています。

セーブ・ザ・チルドレン(SCJ)は、子どもの保護や心理社会的支援を実施しています。養育者向けのプログラムのための備品なども配布し、オンラインを活用したカリキュラムを進めています。

PARCICの事業期間の延長

2021年4月28日 8:00

  • 配布のための登録 ©PARCIC配布のための登録 ©PARCIC

JPF加盟NGOは、昨年8月に発生したレバノンの首都ベイルートにおける大規模爆発の被災者支援事業を実施しています。

ベイルートでは、子どもや障がい者への心理・社会的サポート事業などを実施するパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)とセーブ・ザ・チルドレン(SCJ)に加えて、パルシック(PARCIC)も事業期間を延長して(5月13日まで)、被災された方々への食料、衛生用品の配布などの支援を継続していきます。

事業期間の延長

2021年3月29日 21:30

  • 広い駐車場を利用して物資を配布 ©PARCIC広い駐車場を利用して物資を配布 ©PARCIC

JPF加盟NGOは、昨年8月に発生したレバノンの首都ベイルートにおける大規模爆発の被災者支援事業を実施してきました。

ベイルートでは、1月から2月にかけて、新型コロナウイルス対策の感染拡大によるロックダウンの措置が取られたことに加え、経済状況の悪化により、企業活動が一時停止されるといった事態が発生しました。そのような状況から、子どもや障がい者への心理・社会的サポート事業などを実施するパレスチナ子どものキャンペーン(CCP)とセーブ・ザ・チルドレン(SCJ)は、事業期間を延長して(CCPは5月31日、SCJは6月30日まで)、被災された方々への支援を継続していきます。

PARCICによる物資配布等の支援

2021年2月12日 21:30

  • 配布する食糧の運搬 ©PARCIC配布する食糧の運搬 ©PARCIC

JPF加盟NGO パルシック(PARCIC)は、8月に発生したレバノンの首都ベイルートにおける大規模爆発の被災者支援として、「食料・衛生用品の配布、家屋の修復」を実施しています。

ベイルートでは、新型コロナウイルス対策の感染予防のため、許可なしでの外出が禁止されている中、電話などで支援のためのニーズ調査などを実施しています。また、活動が認められている食糧配布については、2回目の実施に向けた準備も行っています。

CCPによる障がい者への支援

2021年1月18日 20:00

JPF加盟NGO パレスチナ子どものキャンペーン(CCP)は、8月に発生したレバノンの首都ベイルートにおける大規模爆発の被災者支援として、「ベイルート大規模爆発で被災した身体障がい者へのリハビリ支援・心理的サポート」を実施しています。

ベイルートの爆発では、約1,100の障がい者家庭が被災し、新たに200人以上が障がいを負いました。CCPは、障がい者へのリハビリや心理サポート、衛生用品等の配布を実施していきます。

CCPのレポートはこちら

SCJによる子どもへの支援

2020年12月23日 7:30

JPF加盟NGO セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、8月に発生したレバノンの首都ベイルートにおける大規模爆発の被災者支援として、「子どもの保護・心理社会的支援およびシェルター支援」を実施しています。

爆発で住居を失った世帯への家賃支援や、事故の影響を受けた子どもたちを対象としたこころのケアなどの支援を11月以降に開始しています。子どもたちや家族の生活復旧に向け、必要とされる支援を届けていきます。

SCJのレポートはこちら

PARCIC、ベイルートで支援

2020年11月13日 20:00

  • 食糧バスケットの配布 ©PARCIC食糧バスケットの配布 ©PARCIC

JPF加盟NGOの特定非営利活動法人パルシック(PARCIC)は、JPFプログラムとして、ベイルート大規模爆発被災者に対する食糧、衛生用品、住宅修復支援を実施しています。

PARCICは、ベイルート市の爆発地から3キロ圏内にある、特に被害の大きい5地区(メダワール地区、サイフィ地区、ルメイル地区、アシュラフィーエ地区、バシューラ地区)で生活する被災世帯に対して、食糧バスケットの配布や、住宅が損壊した世帯の修復支援を行なっていきます。
現在、より脆弱な状況に置かれた世帯に支援を届けられるよう、関係機関と受益者の選定を調整中です。

PARCICによるオンラインイベント「ベイルート大規模爆発から2か月」

2020年10月6日 16:00

  • 貸出拠点を運営する地元スタッフ cJCSA

JPF加盟NGOのパルシック(PARCIC)は、ベイルート大規模爆発後の現地の状況、レバノンのシリア難民キャンプでの支援などに関するオンラインイベントを以下のとおり開催します。

<オンライン集会>ベイルート大規模爆発から2か月:現場から伝える
★日時:10月16日(金)20:00~21:30
★場所:オンライン(ZOOM)
★参加費:無料(要予約)
★内容:レバノン・ベイルートの現状
ベイルート大規模爆発に対するパルシックの取り組み
レバノン北部あるサールにおける今後の活動
★詳細とお申込み:以下のイベントページをご覧ください。
https://peatix.com/event/1656478/view
※お申込みいただいた方には、メールでZOOMのURLが送られます。

イベントでは、レバノン滞在中のドキュメンタリーディレクターやPARCICのレバノン駐在員が現場からの情報をお伝えします。是非、ご参加ください。

出動決定

2020年9月2日 13:35

JPFは、8月4日にレバノンの首都ベイルートで発生した大規模爆発による被災者支援のためのプログラムの開始を、8月31日に決定しました。

JPFは、混迷を極めるレバノンの社会経済状況や支援ニーズの大きさに鑑み、加盟NGOと連携しながら、既に脆弱な人々がさらに弱い立場になってしまうことを防ぐための緊急支援を実施してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、SNSでご報告いたします。

●2020年9月2日(プレスリリース

NGO、政府、経済界の連携によって2000年に設置された緊急人道支援組織、ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、8月4日にレバノンの首都ベイルートで発生した大規模爆発による被災者支援のためのプログラムの開始を、8月31日に決定しました。

<概況>

  • レバノンの首都ベイルートの港湾地区8月4日18時頃(現地時間)、レバノンの首都ベイルートの港湾地区において大規模爆発が発生しました。レバノン政府が倉庫に保管していた2,750トン※1の硝酸アンモニウムが爆発の原因とみられています。ベイルートでは8~9日に最大1万人規模の抗議デモが発生し、10日には、ディアブ首相が内閣総辞職を表明しました※2
  • 爆発の被害は広範囲に渡り、死者180人以上、負傷者6,500人にのぼります(8月28日時点)※3。30万人以上(うち子ども約8万人)が家を失い学校などの公共施設に避難しており※1、レバノン住民だけでなくシリア難民やパレスチナ難民も含まれています。
  • 15以上の医療機関が損傷を受け、負傷者の治療に十分に対応できていません※4。約160の公私立学校が爆発により損傷を受け、約8万5,000人の子どもの教育へのアクセスに影響が及ぶ見込みです※5。また、今回の爆発によりレバノンの85%の穀物が貯蔵されていた穀物倉庫も破壊され※6、長引く経済危機により既にひっ迫していた食糧事情をさらに悪化させると予想されます。
  • 8月7日に、国連人道問題調整事務所(OCHA)は、医療支援、住宅修繕などの資金拠出を決定し※7、支援団体間の調整を開始。OCHAによると、保健・医療、シェルター、保護、水・衛生、食糧等の分野での緊急支援のニーズが確認されています※8。

JPFは、混迷を極めるレバノンの社会経済状況や支援ニーズの大きさに鑑み、加盟NGOと連携しながら、既に脆弱な人々がさらに弱い立場になってしまうことを防ぐための緊急支援を実施してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイトFacebookでご報告いたします。

※1:UNICEF, Lebanon Situation Report No.2 The Beirut Explosions, 6 August 2020
※2:BBC, Beirut explosion: Lebanon's government 'to resign' as death toll rises, 10 August
※3:OCHA, Lebanon: Beirut Port Explosions Situation Report No. 8, As of 28 August 2020
※4:OCHA, Lebanon: Beirut Port Explosions Situation Report No. 3, As of 10 August 2020
※5:OCHA, Lebanon: Beirut Port Explosions Situation Report No. 6, As of 21 August 2020
※6:OCHA, Lebanon: Beirut Port Explosions Situation Report No. 2, As of 7 August 2020
※7:OCHA, UN PROVIDES $15 MILLION IN RESPONSE TO BEIRUT BLAST, 7 August 2020
※8:OCHA, Lebanon 2020 Flash Appeal, 14 August 2020

プログラム概要

※対応期間・予算は、現地の状況に応じて適宜見直しを行います。

期間 2020年10月16日~2021年4月15日(初動6ヶ月)
予算 1億4,000万円(政府資金)
対象地域 レバノン・ベイルート

プログラム対応方針

  • レバノンの政治社会状況、および本事象の緊急性や新型コロナウイルス感染等の影響等を鑑み、本プログラムは、現地で事業を実施するノウハウとリソースを有し、迅速に事業を開始できる団体を優先する。これに即し、現在事業実施中の団体、および当該地での事業実施経験のある団体に限定する。
  • 国際社会がレバノン政府への支援に行政改革を条件としていることを踏まえ、現地政府等との調整において中立性や透明性の確保に留意する。

事業一覧

最新の事業内容・助成予算・助成期間をご覧いただけます。

事業一覧(PDF 206KB) 2021年7月31日時点

ベイルート大規模爆発被災者支援 事業一覧

加盟NGOの3団体:CCP/PARCIC/SCJ

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
CCP ベイルート大規模爆発で被災した身体障がい者へのリハビリ支援・心理的サポート 2020/11/16 2021/5/31 30,000,000
SCJ ベイルートにおける大規模爆発被災者のための子どもの保護・心理社会的支援およびシェルター支援 2020/11/13 2021/7/31 50,000,000
PARCIC 食料・衛生用品の配布、家屋の修復 2020/10/16 2021/5/13 49,092,500

現地からの声

支援がなければ、自力では直せませんでした。
オスマーンさん

現地からの声数年前から仕事がなく、家族の支えで暮らしていました。爆発では、幸い怪我はほとんどなかったのですが、窓ガラスが割れ、キッチン棚の扉は吹き飛び、内壁がはがれてしまいました。窓は借金して直しましたが、物価上昇でそれ以上の補修はできず、今回の支援がなければ、壊れた箇所を自力では直せませんでした。とても感謝しています。(2020年度PARCIC事業より)