国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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バングラデシュ・サイクロンアンファン被災者支援

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プログラムは終了しました。ありがとうございました。

  • 浸水被害を受けた家屋 ©ShaplaNeer浸水被害を受けた家屋 ©ShaplaNeer
  • 決壊した堤防 ©ShaplaNeer決壊した堤防 ©ShaplaNeer

サイクロン・アンファン被災者へ食糧や家屋修繕支援

2021年2月24日 15:00

JPF加盟NGOのグッドネーバーズ・ジャパン (GNJP)は、JPFプログラムとして、サイクロン・アンファン被災者に対する必要物資配布事業を実施。

GNJPは、深刻な被害を受けたバングラデシュのパトゥアカリ県の中でも、遠隔地に位置し十分な支援が行き届いていない地域に支援。

備蓄していた食糧が流され、多くの家屋が損壊または破損したため、ニーズの最も大きい食糧配布そして家屋の修繕支援を実施しました。米、イモ、豆類、食用油、塩などの食糧は7000世帯以上、家屋修繕用のトタン板は1000世帯以上に配布されました。

障がいを持つ方や高齢者のいる世帯、1人の収入で生計を立てる世帯など、より脆弱な立場に置かれた世帯を優先的に支援が実施されました。

GNJP、食糧配付など支援

2021年1月25日 19:00

JPF加盟NGOのグッドネーバーズ・ジャパン (GNJP)は、JPFプログラムとして、サイクロン・アンファン被災者に対する必要物資配布事業を実施しています。

GNJPが支援を実施するパトゥアカリ県では、多くの土地が浸水し備蓄していた食糧が流され、さらに深刻な家屋の損壊被害がでるなど、サイクロンにより大きな被害を受けました。

GNJPは、被災者の方々の栄養不良、また破損したままの家屋やシェルターでの生活で安全面や衛生面の確保が懸念されていることから、食糧の配布や家屋の修繕支援を実施中。
今月中旬にはお米、イモ、豆類、食用油、塩など生活に欠かせない食糧を1900世帯以上に配布しました。より脆弱な立場にある、生活水準の低い住民の方々を優先的に支援をしています。

JISP、被災家屋を修繕

2020年12月14日 18:00

  • ©JISP©JISP
  • ©JISP©JISP

JPF加盟NGOの日本インターナショナル・サポート・プログラム(JISP)は、JPFプログラムとして、バングラデシュ・サトキラ県におけるサイクロン被災者への緊急支援を実施しています。

バングラデシュのサトキラは、サイクロン・アンファンにより甚大な被害を受けました。
この地域に住む受益者のノフ・ビビさん(65歳)は、息子さん、お孫さんと一緒に住んでいます。

森林労働者だった旦那さんは30年前に虎に襲われて亡くなり、その後ノフさんは、何とか村の小さな家で生活していました。しかし今年5月、サイクロン・アンファンにより、家屋が被害を受けてしまいました。

JISPはサイクロンの被災世帯に、家屋修繕と食料配布の支援を継続しています。家の修繕が完了し、ノフさんから「感謝の気持ちで一杯です」とのお言葉を頂きました。

SN家畜のワクチン接種など支援

2020年11月14日 16:00

  • ワクチン接種キャンプ実施を広報するため荷台にスピーカーを設置して周知する様子 ©SNワクチン接種キャンプ実施を広報するため荷台にスピーカーを設置して周知する様子 ©SN
  • ワクチン接種キャンプに集まった住民と家畜の様子 ©SNワクチン接種キャンプに集まった住民と家畜の様子 ©SN

JPF加盟NGOシャプラニール(SN)は、JPFプログラムとして、サイクロンAmphanの被災住民を対象とした生活再建に向けた緊急救援活動を実施しています。

PARCICは、被害の大きかったバングラデシュ南部の地域で、脆弱な世帯が生活再建に向かえるよう、食糧や安全な水の支援、家畜へのワクチン接種や簡易家屋資材支援などを実施中です。

バングラデシュの農村部では家畜は重要な資産ですが、冠水により家畜が感染症にかかる不安があります。そこでSNは、家畜へのワクチン接種キャンプを実施。2日前から周辺地域においてアナウンスが行われ、当日は、121世帯・506頭の牛、ヤギ、ニワトリ、アヒルなどの家畜・家禽にワクチン接種が行われました。

サイクロンアンファン、PWJの支援

2020年10月24日 14:00

  • 手洗い指導 ©PWJ手洗い指導 ©PWJ

JPF加盟NGOピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、JPFプログラムとして、サイクロンアンファン被災者に対する支援物資配布および衛生啓発事業を実施中です。

PWJの支援対象地域は、漁業や養殖業が盛んな地域ですが、今回のサイクロンにより漁業や養殖業さらに農業も被害を受けました。
被災者は収入源の減少、食料確保、保健衛生などへの影響等、厳しい環境の中での生活を余儀なくされており、生活再建への支援を必要としています。
PWJは、食料や、経口補水塩、防水シート、漁網などの配布や、災害後の衛生環境の悪化によるCOVID-19や他の感染症の蔓延を予防するため、感染症予防啓発活動などを実施しています。

これまで、食料パックを3000世帯以上に配布、感染症予防啓発を3000世帯以上に行うなど支援をしています。

PWJが物資配布など支援

2020年9月17日 20:00

  • 布マスクを配布 ©PWJ布マスクを配布 ©PWJ

JPF加盟NGOピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、JPFプログラムとして、サイクロンアンファン被災者に対する支援物資配布および衛生啓発事業を実施中です。

5月20日に上陸した大型サイクロン「アンファン(Amphan)」。
バングラデシュに大きな被害をもたらしました。

PWJは、緊急支援物資の配布や感染症予防啓発活動などを実施しています。
被災者が最低限の生活水準を維持できるよう、また生活再建ができるよう、脆弱世帯を対象に、食料パックや防水シートなどを配布。また、漁業や養殖業に従事し生計手段を失った世帯を対象に、漁網を配布しています。

SNがバングラデシュで活動中

2020年8月26日 20:22

JPF加盟NGOシャプラニール(SN)は、JPF助成事業としてサイクロンAmphanの被災住民を対象とした生活再建に向けた緊急救援活動を実施しています。

SNはバングラデシュ南部のクルナ県コイラ郡、およびバゲルハット県ショロンコラ郡において、安全な飲料水と食料の確保や衛生環境の整備、臨時避難場所としての簡易家屋資材支援、生活再建支援(家畜のワクチン接種 と苗の配布)などを実施予定です。

現地行政と協力してひ益者リストについての情報共有・調整や、飲料用や生活用水として使えるよう、塩のかぶった池の水の洗浄の準備などを進めています。

スタッフは防護用品を身に着け、フィジカル ディスタンシング(ソーシャル ディスタンシング)を確保しながら作業にあたっています。

SNの緊急救援活動

2020年7月29日 7:00

JPF加盟NGOシャプラニール(SN)は、JPF助成事業としてサイクロンAmphanの被災住民を対象とした生活再建に向けた緊急救援活動を開始しました。

バングラデシュでは、サイクロンアンファンにより、多くの家屋や農地等の浸水や損壊など、大きな被害が出ました。

SNは特に被害の大きかったバングラデシュ南部のクルナ県コイラ郡、およびバゲルハット県ショロンコラ郡において、脆弱な世帯が自分たちの力で生活再建に向かえるよう、食糧や安全な水を確保するための支援や、家畜へのワクチン接種や簡易家屋資材支援などを行っていきます。
すべての活動において、マスクや、手洗い消毒の徹底とフィジカル ディスタンシング(ソーシャル ディスタンシング)などを含め、COVID-19の感染予防対策を徹底しながら実施します。

出動決定

6月18日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、バングラデシュを襲ったサイクロンの被災者支援のための出動を決定しました。

5月20日にバングラデシュに上陸した大型サイクロン「アンファン(Amphan)」。
大きな被害をもたらし、1,000万人が被災しました※1。

被害の大きかったクルナ県では、家屋や農地などの生活基盤が堤防の決壊で浸水被害を受けました。また、食料や飲料水も不足する中、政府による米や水の配布も一時的なものに留まっています。

さらにバングラデシュ全体で新型コロナウイルスの感染者が急増している中、シェルターでの避難生活での感染拡大などの懸念や、衛生面の課題も生じています。

このような現地の被災状況に鑑み、JPFおよびJPF加盟NGOは、食糧配布、水・衛生、シェルターなど、ニーズに沿った支援を実施していきます。

※1:OCHA, Asia and the Pacific Weekly Regional Humanitarian Snapshot 19-25 May (26 May 2020)

6月18日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、5月下旬にバングラデシュを襲ったサイクロン「アンファン」の被災者支援のための出動を決定しました。

<概況>

5月20日にバングラデシュに上陸した大型サイクロン「アンファン(Amphan)」は、南部と南西部の9県に大きな被害をもたらし、1,000万人が被災、330,000戸の家屋が損壊し、うち約55,000戸が全壊しました※1。約150kmの堤防、約1,100 kmの道路が損傷し※2、被害の大きかったクルナ県では、堤防の決壊部分から海水が集落に流入して家屋や農地などの生活基盤が浸水による被害を受けました。また、食料や飲料水も不足する中、政府による米や水の配布も一時的なものに留まっています。

サイクロン襲来前から240万人が避難しましたが※1、自宅が損壊しているためシェルターで避難生活を送る住民も多く、バングラデシュ全体で新型コロナウイルスの感染者が急増している中、シェルターでの感染拡大などの懸念や、衛生面の課題も生じています。

このような現地の被災状況に鑑み、JPFおよびJPF加盟NGOは、食糧配布(生活基盤を失い避難生活を送る住民への食糧配布)、水・衛生(水の汚染による感染症やコロナウイルス感染予防のための飲料水、生活用水、衛生用品の配布)、シェルター(損壊した家屋の修復や仮設住宅の建設)など、ニーズに沿った支援を実施していきます。

新型コロナウイルス感染予防に十分に配慮しながら、必要とされる支援を迅速に展開してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、Facebookででご報告いたします。

※1:OCHA, Asia and the Pacific Weekly Regional Humanitarian Snapshot 19-25 May (26 May 2020)
※2:IFRC, Emergency appeal, Bangladesh: Cyclone Amphan (28 May 2020)

プログラム概要

期間 4ヶ月(初動対応)
2020年7月19日~12月2日
※プログラム期間が延長され、終了予定日が11月18日から12月2日に変更となりました(2020年8月7日)
予算 1億800万円(政府支援金)
場所 バングラデシュ・サイクロン被災地
活動団体(予定) グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP)、日本インターナショナル・サポート・プログラム(JISP)、ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)、シャプラニール(SN)

活動地域

活動地域(PDF 248KB) 2020年12月2日時点

バングラデシュ・サイクロンアンファン被災者支援 活動地図

事業一覧

最新の事業内容・助成予算・助成期間をご覧いただけます。

事業一覧(PDF 206KB) 2020年12月2日時点

バングラデシュ・サイクロンアンファン被災者支援  事業一覧

加盟NGOの4団体:GNJP/JISP/PWJ/SN

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
GNJP パトゥアカリ県におけるサイクロン・アンファン被災者に対する必要物資配布事業 2020/11/2 2021/2/15 39,786,661
JISP バングラデシュ・サトキラ県におけるサイクロン被災者への緊急支援 2020/8/20 2021/1/20 14,998,530
PWJ サイクロンアンファン被災者に対する支援物資配布および衛生啓発事業 2020/8/15 2020/11/30 29,999,705
SN サイクロンAmphanの被災住民を対象とした生活再建に向けた緊急救援活動 2020/7/19 2020/11/18 22,976,656