国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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モンゴル砂嵐災害被災者支援

  • 1 貧困をなくそう
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

本支援活動は終了しました。ありがとうございました。

  • ゲルを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Childrenゲルを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)
    ©G.Battsetseg/Save the Children
  • 衛生キットを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Children衛生キットを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Children
  • 損壊したゲル2 ©ドンドゴビ県庁 損壊したゲル ©ドンドゴビ県庁
  • 損壊したゲル2 ©ドンドゴビ県庁 損壊したゲル2 ©ドンドゴビ県庁
  • 砂嵐被害に巻き込まれる家屋 ©ドンドゴビ県庁 砂嵐被害に巻き込まれる家屋 ©ドンドゴビ県庁
  • 損壊した家屋の屋根 ©ドンドゴビ県庁 損壊した家屋の屋根 ©ドンドゴビ県庁
  • 砂嵐で死んた家畜 ©ドンドゴビ県庁 砂嵐で死んた家畜 ©ドンドゴビ県庁

被災者支援活動の完了

2021年10月11日

  • ゲルを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Childrenゲルを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Children
  • 衛生キットを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Children衛生キットを配布した遊牧民世帯へのモニタリング(ウブルハンガイ県)©G.Battsetseg/Save the Children

JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、本年3月にモンゴルで発生した砂嵐による被災者への支援活動を完了しました。これまでに、ゲル(移動式住居)の配布や新型コロナウイルス感染予防ための衛生用品の配布、また、生計回復のための現金給付などを実施しました。

モンゴル砂嵐被災者へ住居などを支援

2021年9月

モンゴルでは3月中旬に大規模な砂嵐が発生し、広範囲にわたる地域で大きな被害が出ました。JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、被災者支援を実施しています。
砂嵐によって、遊牧民世帯のゲルや、重要な収入源である家畜は甚大な被害を受けました。SCJは、受益者の選定を終えて、ゲルの配布や新型コロナウイルス感染症の予防にも重要な衛生用品の配布などを開始しています。

モンゴルで砂嵐の影響を受けた人々を支援

2021年8月

JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、モンゴルで砂嵐被災者の支援を実施しています。
ゲル、衛生キットそして生計支援のための現金給付などを行うため、より支援を必要としている受益者を特定、また配布するゲルの品質のチェックのため調達会社の工場に行って確認するなど準備を進めています。また、子どものための心理的応急処置(PFA)に関する情報提供のためパンフレット作製も行っています。今回の災害により心理的負担を抱える子どもたちへの親・養育者の関わり方などの情報が含まれる予定です。

SCJが支援を開始

2021年7月18日 19:00

JPF加盟NGOのセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、モンゴルで3月半ばに発生した砂嵐の被災者支援を実施しています。

砂嵐により遊牧民世帯のゲル(移動式住居)が甚大な被害をうけ、安全な住居確保が喫緊の課題です。また、多くの世帯が重要な収入源であった家畜を失い、新型コロナなど伝染病の予防のための衛生用品の入手が困難となっています。
SCJは、ゲル、衛生キットの配布や、生計支援として現金給付などを実施していきます。

さらに、今回の災害によるストレスから、夜眠ることができない、孤立を感じる、など心理社会的負担を抱えている子どもたちのために、こころの応急手当である、「子どものための心理的応急処置(PFA)」に関する情報提供を実施していきます。

モンゴル砂嵐の被災者支援

2021年6月23日 19:28

3月中旬に発生した砂嵐ではモンゴルの広範囲にわたる地域で被害が出ました。ゲル(移動式住居)、家畜用フェンス、家屋の屋根などが損壊し、家畜も多くが死亡、行方不明になりました。

家畜を失うことは、遊牧民として暮らす人々にとり貴重な収入源を失うこととなります。そのため経済状況が悪化し、新型コロナウイルス感染対策のための衛生用品も入手が困難になってしまいます。JPFは必要な物資の配布などを通し、被災した人々の生活を支えるため支援の準備をしています。

JPF、モンゴルの砂嵐災害への支援準備中

2021年5月26日 12:00

  • 損壊した家畜用フェンス ©ドンドゴビ県庁損壊した家畜用フェンス ©ドンドゴビ県庁

モンゴルでは3月の中旬に大規模な砂嵐が発生。遊牧民のゲル(移動式住居)が損壊し、住居を失った被災者が多く出ました。また、生計を支える貴重な収入源の家畜も被害を受けました。現地で必要とされている支援を届けるため、JPF加盟NGOは準備を進めています。

ユーラシア大陸内陸部の砂漠やその周辺の乾燥地域での砂嵐は、日本では黄砂として降ってくることがあります。中国やモンゴルで緑化活動に取り組む団体の代表、原鋭次郎さんは砂嵐について以下の様に話しています。

「ひどいときは、鼓膜に砂があたる音がするんですよ、パチパチと。方角が分からないくらいになっちゃいます。10mぐらい先も見えない。日本に来るのは降りかかってくる程度かもしれないけど、現地ではもっと恐ろしい部分もあるんです」

砂嵐の防止には砂漠化を食い止めることが重要です。放置すれば、砂嵐のような災害だけでなく、農業や牧畜ができなくなることで、飢餓や貧困がさらに広がるおそれがあります。

NHK WEBニュース「黄砂の発生地では何が...」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210428/k10013002551000.html

出動決定

2021年4月20日 22:32

  • 砂嵐被害に巻き込まれる家屋 ©ドンドゴビ県庁砂嵐被害に巻き込まれる家屋 ©ドンドゴビ県庁

4月16日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、モンゴルにおいて発生した砂嵐による被災者支援のための出動を決定しました。

3月14~15日にかけて発生した砂嵐は 、広範囲にわたる地域に大きな被害を及ぼしました。全土で、ゲル(移動式住居)、家畜用フェンス、家屋の屋根などが損壊し、10人が死亡※1、被災者数は延べ4,000世帯以上、15,000人以上とみられています※2。現地の経済において貴重な収入源である家畜にも死亡・行方不明の被害が多く出ています。

JPF加盟のセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、現地のニーズに合わせ、被害を受けた遊牧民世帯へのゲルの配布や、衛生状況の改善や新型コロナウイルス感染予防のための衛生キットの配布、生計手段である家畜を失い経済的に困難な状況に置かれた遊牧民世帯への現金給付、子どものための心理的応急処置(PFA)に関する情報提供などを実施予定です。

現地では、新型コロナウイルスの感染が確認されており、現地の関係機関との情報交換を通じて、感染対策措置を把握し、予防を徹底した上で、緊急支援を迅速に実施してまいります。

今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、SNSでご報告いたします。

※1:モンゴル国家危機管理庁(National Emergency Management Agency : NEMA)より(3月27日時点)
※2:モンゴル国家危機管理庁(National Emergency Management Agency : NEMA)とモンゴル統計局(National Statistical Office)より推計(3月27日時点)

4月16日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、3月中旬にモンゴルにおいて発生した砂嵐による被災者支援のための出動を決定しました。

<概況>

  • 3月14~15日にかけて、モンゴルにおいて最大瞬間風速40m/秒の強風を伴う砂嵐が発生し 、西部、中部、東部および北南部の16県と、広範囲にわたる地域に大きな被害が出ました※1
  • 行方不明706人(後に696人は無事発見)、死亡10人、全土で、531のゲル(移動式住居)、2,244の家畜用フェンス、283の家屋の屋根が損壊したと報告されており、最も被害の大きかった 中央部に位置するドンドゴビ県では、死亡者10人のうち9人が同県の居住者で、93のゲル、587の家畜用フェンス、69の建物の屋根が損壊しています※2。被災者数は延べ4,000世帯以上、15,000人以上とみられています※3
  • 現地の経済において貴重な収入源である家畜は、全土で340,354頭が死亡・行方不明、その9割以上がドンドゴビ県と報告されています※2。被災者の多くは遊牧民で、肉、ミルクなど日常の食料を家畜に頼っていた世帯も多く、生計状況や食料確保にも影響が出ています。行方不明の家畜を長距離移動をしながら捜索するため、子どもを親族等に預け長期間自宅を離れる養育者もあり、子どもへの影響も懸念されています。
  • 現在、現地行政、国連機関、モンゴル赤十字、NGOなどによる支援調整が行われていますが、被害規模に対する支援内容は十分ではありません。また、遊牧民は各地に居住しており全容の把握が難しく、被害規模は拡大する可能性があります。
  • JPF加盟のセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、被害の特に深刻なドンドゴビ県をはじめ、アルハンガイ県、ドルノド県、ウブルハンガイ県、ゴビ・アルタイ県、およびスフバートル県で支援をしていきます。現地のニーズに合わせ、被害を受けた遊牧民世帯へのゲルの配布や、衛生状況の改善や新型コロナウイルス感染予防のための衛生キットの配布、生計手段である家畜を失い経済的に困難な状況に置かれた遊牧民世帯への現金給付、子どものための心理的応急処置 (PFA)に関する情報提供などを実施予定です。
  • 現地では、新型コロナウイルスの感染が確認されており、関係機関との情報交換を通じて感染予防を徹底した上で、緊急支援を迅速に実施してまいります。今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、Facebookでご報告いたします。

砂嵐被害をうけた主な地域(3月17日現在)©IFRC砂嵐被害をうけた主な地域(3月17日現在)©IFRC

※1:IFRC, Emergency Plan of Action (EPoA) Mongolia: Sandstorm (19 March 2021)
※2:モンゴル国家危機管理庁(National Emergency Management Agency : NEMA)より(3月27日時点)
※3:モンゴル国家危機管理庁(National Emergency Management Agency : NEMA)とモンゴル統計局(National Statistical Office)より推計(3月27日時点)

プログラム概要

期間 3か月間(初動対応)
予算 2千500万円(政府資金)
場所 モンゴル

事業一覧

最新の事業内容・助成予算・助成期間をご覧いただけます。

事業一覧(PDF 314KB) 2021年10月7日時点

モンゴル砂嵐災害被災者支援 事業一覧

加盟NGOの1団体:SCJ

団体名 事業名 開始日 終了日 事業予算(円)
SCJ モンゴルにおける砂嵐の影響を受けた子どもたちおよび遊牧民世帯のための生計回復・生活環境向上支援 2021/7/5 2021/10/4 25,000,000