国際協力NGOジャパン・プラットフォーム(JPF)

紛争や災害時の緊急人道支援を行うNGO組織 ジャパン・プラットフォーム

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プレスリリース 2002年10月30日

干ばつのザンビアにメイズ(とうもろこし)を!

ジャパン・プラットフォーム、 干ばつのザンビアにメイズ(とうもろこし)を!

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ジャパン・プラットフォームは2002年08月、大規模な干ばつによる被害が拡大している南部アフリカに対し緊急支援をおこなうことを決定しました。これを受けて、難民を助ける会(AAR)ワールドビジョン・ジャパンの2団体がジャパン・プラットフォーム資金による、現地での食糧支援活動を開始しました。

※写真右上:チョマのこどもたち。この地域では干ばつだけでなくエイズの影響も深刻です。食糧難に陥ると、エイズが早期に発症する可能性が高まり大変危険です。



02nl-1030-03.jpgこの緊急食糧復興支援の特徴は、配給物資のメイズ(とうもろこし)の種子を、現地の人々が自分たちで育て収穫につなげ、自立の道を探る「持続的援助」という点にあります。現在、ザンビアの人々はWFP(国連世界食糧計画)による配給のメイズで飢えをしのいでいる状態ですが、この支援は来年3月までとなっています。今回、栽培したメイズが順調に育てば、3月頃に収穫を迎えます。もちろん今年雨が降らなければこの支援が厳しい局面を迎える恐れもありますが、復興に向けた可能性がある以上、人々はその道を模索していきます。

※写真左上:配給物資のメイズ(とうもろこし)の種子。


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現地では農民に対して、種がより良く発芽して順調に収穫が見込めるようにするための、栽培方法のトレーニングも並行して進めています。(なお、遺伝子組み替えのメイズは今事業では使用していません)

※写真右上:配給された種子を肥料と一緒に埋めるための穴。人々は今回配給する予定の種子に、来年の収穫の望みを託して心待ちにしています。



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ジャパン・プラットフォーム事務局では、2002年10月15日から25日まで、事務局員1名を南部アフリカ・ザンビアに派遣し、現地実態把握のための調査活動を行いました。

※写真左:「難民を助ける会(AAR)」の志沢コーディネーター。「ワールド・ビジョン・ジャパン」のスタッフや、「ワールド・ビジョン・ザンビア」の現地人スタッフと協力して事業をおこないます。

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