プレスリリース 2002年07月29日
こどもたちと一緒に考えていく国際協力
こどもたちと一緒に考えていく国際協力
『刈谷南中学校生徒会フォーラム』
2002年06月10日、ジャパン・プラットフォームは、愛知県の刈谷南中学校の生徒会フォーラムに参加し講演をおこないました。「サッカーのワールドカップ大会を背景に真の国際理解を考える」というテーマのもと、生徒たちによる事前学習の成果発表や、ジャパン・プラットフォームのアフガニスタン難民支援物資の展示などがおこなわれました。
当日は、在日アメリカ人の方、在日ムスリム(イスラム教徒)の方も参加し、民族・宗教を越えて国際協力を考える前向きな議論がされました。
こどもたちからの感想(原文のまま掲載しました。)
今日のフォーラムで、自分が思っている以上に大変な暮らしをしている人たちがたくさんいるんだなあ、と改めて思いました。そういう人に比べたら、自分はすごく幸せな生活をさせてもらって、今まで自分がいろいろなわがままを言っていたのを恥ずかしく感じました。日本は、戦争などは何もなく平穏ですが、アフガニスタンなどは、紛争がたえずに、何の罪もないこどもがまきぞいをくらうなど、私には考えられないことがおこっています。そうした国をもっと分かっていけたらと思います。(3年生)
世界には、私が思っていた以上に、たくさんの苦しんでいる人がいることを知りました。同じ地球に生きているのに、私たちと生活がまったくちがっていて、こんなことがあっていいのかと思いました。ゲストの人たちの話を聞いて、どこの国の人も、世界がやっていることはおかしいと思ってる、考えていることは同じなんだなあと思いました。世界についていろいろ知ることができたフォーラムでした。
いろいろな世界のことを勉強し尊重してどうすれば今ある問題を解決することができるのか考えていこうと思います。(3年生)