「人道支援のアカウンタビリティとクオリティに関する
HAP基準2010の基礎を学ぶワークショップ」を開催しました
イベントレポート
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、2014年12月19日に「人道支援のアカウンタビリティとクオリティに関するHAP基準2010の基礎を学ぶワークショップ」を開催しました。
このワークショップでは、災害や紛争の現場において、被災者にとって望ましい変化を実現するために、人道支援に従事するスタッフが取り組むべき目標を定めた国際基準HAP※について学んでいただきました。講師を務めてくれたAAR Japan[難民を助ける会]の五十嵐さんは、参加者からの現場で直面した問題についての質問に、豊富な人道支援活動経験を基に、丁寧かつ現実的にアドバイスをしてくださり、とても充実した内容のワークショップとなりました。
※HAPとは、人道支援の受け手である受益者自身が、その支援プログラムの計画立案、実施、評価に関わる機会のつくり方、支援団体が積極的に受益者からフィードバックをもらう仕組みづくりなど、一般的には資金提供者に対して果たすものと限定的に考えられがちな説明責任(アカウンタビリティ)を、受益者に対しても果たしていくという、一段と質の高い支援活動を目指す際に取り組むべき目標を定めた国際的な基準です(『人道支援の説明責任(アカウンタビリティ)と品質管理(クオリティ)に関するHAP基準2010』日本語版まえがきより抜粋)。