パキスタンは自然災害の影響を
受けやすい国であり、
これまでにも度々洪水や土砂災害、
地震の被害に見舞われてきました。
2022年6月以降に発生したモンスーンは、
大規模な洪水を引き起こし、
パキスタン史上最悪レベルの
被害が生じました。
国土の3分の1が水没したとも
報じられており、
9月15日までに1,500人以上が亡くなり
全国民の約15%に当たる
3,300万人以上が被災するなど※1、
壊滅的な被害が生じています。
特に南部シンド州・バロチスタン州、
北部カイバル・パクトゥンクワ州の
人的被害やインフラ被害が大きく、
推定100億ドル(1兆4,000億円)以上の
被害が出ています※2。
※1 パキスタン国家災害管理庁(NDMA):NDMA Monsoon 2022 Daily Situation Report No 94
※2 CNN:https://www.cnn.co.jp/world/35192773.html
主な被害状況
※32022年6月14日から9月15日までの累計
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- 被災者
- 約3,300万人
-
- 死者
- 約1,500人
(子ども 約540人)
-
- 避難者
- 約55万人
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- けが人
- 約1万2,800人
(子ども 約4,000人)
-
- 家屋倒壊
- 約182万件
-
- 家畜被害
- 約93万件
※3 パキスタン国家災害管理庁(NDMA):NDMA Monsoon 2022 Daily Situation Report No 094
多様な支援ニーズに応えるため、
JPFは加盟NGOを通じて
緊急支援を開始します
~ 計画中の支援内容 ~
-
食糧
- 最脆弱層への食料配布
- 現金やバウチャーによる支援
- 家畜の保護 等
-
保健
- 緊急の医療サービス
- 感染症、伝染病のリスク軽減
- コミュニティへの普及啓発 等
-
教育
- 一時的な学習センターの設置
- 教材や学習用具の配布
- 学校の清掃や排水、消毒 等
-
保護
- 被災者への心理社会的な支援
- 女性が安心して過ごせる場の確保
- ジェンダーに基づく暴力の予防 等
-
シェルター
- テント、寝袋、毛布、マットレス、蚊帳などの生活に必要な物品
- 家屋に入り込んだ汚泥・瓦礫撤去
- 家屋修復に必要な資機材やキット 等
-
水・衛生
- 安全な飲料水へのアクセスの改善
- トイレや洗面所へのアクセス改善
- コミュニティへの普及啓発 等
※計画中の支援内容を抜粋して掲載しており、現地の状況やニーズにより変更の可能性があります。
最新の活動情報は、「パキスタン水害被災者支援2022」プログラムページをご覧ください。
皆さま一人ひとりのご寄付が、
パキスタンの人々を救う
大きな力に
今回の洪水被害に対する緊急支援には、
約228億円の資金が
必要※4と言われています。
「自分一人が寄付したところで
何も変わらない」
と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
でも実際には、一人ひとりのご寄付で、
パキスタンの方へ
支援を届けることができます。
一人ひとりが
パキスタンの人々に思いを寄せ、
少しでもご支援いただくことが、
大きな力となるのです。
※4 OCHA: 2022 FLOODS RESPONSE PLAN PAKISTAN
寄付をするJPFによる
パキスタン災害支援の実績
パキスタン地震越冬支援2019
2019年9月にアーザード・ジャンムー・カシミール地域で発生したM5.8の地震により、多くの死傷者が出たほか、家屋やビルの崩壊など甚大な被害が発生しました。
加盟NGOのJENが出動し、被災者が越冬するための緊急支援として防寒テントやビニールシート・毛布の配布したほか、不安を抱える被災者の心のケアに重点を置いた心理社会的サポート事業も実施しました。
本プログラムの詳細はこちらからご覧いただけます。
パキスタン水害被災者支援2014
タール、食用油、毛布、衛生用品、小麦粉 cJEN
2014年9月上旬から続いたモンスーンの大雨により、アザド・ジャンムー・カシミール地方やパンジャブ州を中心に、洪水の被害が発生しました。
加盟NGOのJENおよびGNJPが出動し、初動調査をはじめとして、家庭用NFIの配布、シェルターの配布、食糧の配布、衛生用品の配布などの緊急支援を実施し、2015年1月7日まで支援を実施しました。
本プログラムの詳細はこちらからご覧いただけます。
世界各地における
自然災害の増加
パキスタンで発生したような水害は、
途上国だけで起きていることでは
ありません。
自然災害の数は、1970年代から
2019年までに約6倍に増加※5。
2030年までに、自然災害の回数は
世界全体で1日あたり1.5回、
年間で560回に
達すると推定されています※6。
日本でも、ここ最近毎年のように
豪雨による水害が発生しており、
いつ・だれが・どこで被災者になるか
未知数な時代です。
起こる前から将来の自然災害に
常に備えておくことが、とても重要です。
※5 Our World in Data:Global reported natural disasters by type, 1970 to 2019
※6 UNDRR: Humanity's broken risk perception is reversing global progress in a ‘spiral of self-destruction’, finds new UN report
ご寄付の方法
- 今回のご寄付
「パキスタン水害被災者支援2022」へのご寄付 - 毎月のご寄付
(災害や紛争に備えた
継続的なご支援)
クレジットカードで寄付
PayPalで寄付
オンライン寄付についてはPayPalをご利用いただきます(利用上限金額につきましてはPayPalアカウントをご確認ください)。PayPalに登録がない方も、クレジットカードを利用してPayPalからご寄付可能です。
銀行振込で寄付
- 銀行名
- 三菱UFJ銀行
- 支店名
- 本店
- 口座種類
- 普通
- 口座番号
- 0484224
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム
- ※三菱UFJ銀行様のご厚意により、三菱UFJ銀行本支店・ATMからの振込手数料は無料です。
郵便振替で寄付
- 銀行名
- ゆうちょ銀行
- 記号と番号
- 00120-8-140888
- 口座名義
- 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
- フリガナ
- トクヒ)ジャパンプラットフォーム
- ※通信欄に「パキスタン水害被災者支援2022」とお書き添えください。
- ※恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。
注意事項
- ※ご支援をいただいている皆さまに安心・安全なご利用をいただけますよう、10月25日12時より、クレジットカードをご利用の際にご本人認証システムである「3Dセキュア」を導入いたしました。3Dセキュアについてのご確認は、こちらをご確認ください。
- ※セキュリティ確保のためブラウザは最新のものをご利用ください。最新のものでない場合、決済画面が表示されない可能性があります。
- ※1,000円以上からでお願いいたします。
- ※特定商取引法に基づく表記
- ※複数プログラムにお申し込みの場合は、お手数ですが1つのプログラムの決済を終了後、2つ目のプログラムの決済手続きを改めて最初から行ってください。
- ※税制上の優遇処置が受けられます。
認定NPO法人の寄付金控除 領収書の発行
皆さまへのお願い
支援の形は、ご寄付だけではありません。
パキスタンの現状や
被災者が直面している課題に
関心を寄せる仲間を増やしていくことも、
とても大切な支援の形です。
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